KAT-TUN上田竜也がメンバーとのリアルな仲を語る! 気になる亀梨和也との関係は……

2015.10.25

同じグループにボス猿は2匹いらないってことですよ

<アイドル誌チェック!!>

 来年3月で、CDデビュー10周年を迎えるKAT-TUN。「duet」2015年11月号(ホーム社)では、メンバーの上田竜也が登場し、メンバーとの距離感について語った。

 上田と仲のいいメンバーといえば、筆頭に上がるのが中丸雄一。ロバに似ている上田と、中丸の「丸」をとって「ロバ丸」と呼ばれる2人だが、仲良くなったきっかけはジャニーズJr.時代に「帰る方向が同じだったから」というシンプルな理由。それだけで10年以上公私ともに仲がいいのだから、よっぽど相性がよかったのだろう。



 とはいえ、そんな2人にもまだ気を遣い合う日々があった。上田いわく、ある日、中丸が神妙な面持ちで「オレっておもしろい?」と、生真面目な中丸らしい質問を聞いてきたというのだ。上田は「正直当時は『すげーおもしろい』って感じじゃなかったら、『うーん…?』って返事に困った」といい、彼を傷つけないように質問を流したよう。今では一緒にご飯を食べに行っても、中丸がマンガを読むため無言になり、上田がそんな中丸にかまってと騒ぐという老夫婦のような2人だが、こういったさりげない優しさが2人の絆を強くしたのだろう。

 また一番変化したというのが、田口淳之介との関係。Jr.時代はしゃべる機会がほとんどなく、同じグループとしてデビューしたあとも、2人で食事に行ったのは、田口の悩み相談に乗った1回のみ。上田いわく「仕事以外でいっしょに遊びに行ったりすることって、あんまりなかったんだよね」というドライな関係に変化が起きたのは、KAT-TUNがMCを務める『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK BSプレミアム)で沖縄を訪れたときのこと。その時の食事会であらためて意気投合したようで、「『東京帰ってもまたメシ行こうぜ』って、プライベートでも会うようになった。他愛ない話もするし、仕事の深い話もするよ」とすっかり打ち解けたよう。ニコニコしながらギャグを連発する田口と、男くさい性格でシャイな上田の相性はいいのだろう。

 そんな中で気になるのは、亀梨和也との関係。「カメとはJr.の活動で会うことはあったけど、ほとんど話したことなかった。正直、当時はちょっとカメのことニガテだったんだよね」「最初に国際フォーラムでやったライブが終わったあとに、大ゲンカしたこともあったしね」と上田が語るように、若いころはバチバチの関係だったというのはファンにも知られた話で、本人たちも大ゲンカのエピソードはアイドル誌やバラエティでも話している。上田の言う「国際フォーラムでやったライブ」とは、2002年の『お客様は神サマーConcert 55万人愛のリクエストに応えて!!』東京国際フォーラム公演のことで、中丸のミスを上田がかばえなかったことがそもそもの原因。ほかのメンバーにそのことを責められた上田が謝っていたにもかかわらず、それを知らずに楽屋に戻ってきた亀梨が「オレならこうした!」とさらに上田を責めたことで、彼の怒りの導火線に火を点けたよう。

 しかし、メンバーが脱退したことでグループの方向性やあり方などを真剣に話し合い、いまでは「(亀梨の)プロ意識の高さに刺激を受けるし、すごいなって」と自分にはない個性や能力を認められるようになったよう。「こないだは、大阪でカメの舞台『青い種子は太陽のなかにある』を見てきたよ」という上田だが、実はこれも『ザ少年倶楽部プレミアム』のロケ。レポーターとして上田が舞台げいこを見学し、共演者へのインタビューで俳優・亀梨和也の魅力を引き出していた。そして、上演後は2人きりでの対談だったのだが、直前まで「オレ、カメと2人で話したことない! 知らないよ、変な空気になっても!」と、戸惑いと恥ずかしさからか、妙にモジモジ。対談のはじめには、亀梨も「今日は見に来てくれてありがとう。2人だけでご飯行くのは初めてだよね」と切り出すが、上田は「そんなことよりも、(亀梨の)舞台を見ていい影響を受けた!」と舞台の感想を熱く語っていた。しまいには「同じメンバーとして誇らしい」と亀梨を絶賛した上田だが、これで新たな関係を築くきっかけとなるだろうか。

 2度にわたるメンバーの脱退を乗り越え、来年3月に10周年を迎えるKAT-TUNメンバー。ともに浮き沈みの激しい芸能界で踏ん張り、年を重ねてきたからこそ理解できる部分もあるだろう。沖縄ロケで急速に距離が縮まった上田と田口のように、大阪の食事会を機に上田と亀梨がプライベートでも交流する仲になるといいのだが……。

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