36歳といわゆる「中年」になりながらも、ジャニーズ王道の王子様といった美貌で、ファンの憧れを集めるKinKi Kids堂本光一。若手ジャニーズの中でもトップクラスの美形であるSexy Zone佐藤勝利も、「Jr.時代に見学させてもらったKinKi Kidsのコンサートで、光一くんと剛くんがステージをゆっくり歩いていく…っていうシーンがあって。『ステージを歩くだけで、なんでこんなにカッコいいんだろう！』って衝撃を受けたことを覚えてる」（「duet」2015年12月号、ホーム社）と回想しており、同じジャニーズアイドルから見ても圧倒的な存在と認知されているようだ。



　そんな光一は、今年もライフワークとしている舞台『Endless SHOCK』の9月・10月公演（大阪／博多）を成功のうちに終わらせた。2010年以降、同作で共演している内博貴とは、公演中はホテルで夜な夜な一緒にゲームをしたり、休演日に温泉に行ったりと親交を深めているが、内が光一の思わぬプライベートを明かした。

　「Wink up」2015年12月号（ワニブックス）で、「アイドル」をテーマに撮影＆インタビューに応じた内。まず「この人、アイドルやな！　と思う人は？」という質問には、「光一くんやろ！」と即答。内は光一のソロコンサートにも足を運んだようだが、「ほんまアイドルやな～って思ったもん（笑）。そのくらいキラッキラしてた。これこそ、本物のザ・アイドル。王道やっていう感じやったね。“アイドル”っていう教科書があったら、1ページ目は絶対に両手を広げたポーズの光一くんやで」と、からかいながらもプロのアイドルとしての光一には尊敬の念を抱いているよう。

　ところが、「アイドルとは○○である…と思う」という質問では、「案外私生活は普通やと思う（笑）。いや、むしろ地味やで（笑）。オレ、光一くんを身近で見ていて、ほんまにそう思うわ」と、本音をぶっちゃけ。内いわく、『SHOCK』博多公演が終わったあとに、光一とマネジャーと3人で食事に行った際に、ファンと思しき人から「内くんですよね？　握手してください！」と声をかけられたそうだ。内に気づくとあれば、もちろん光一のことも知っているはずだが……。「光一くん、隣におんねんで（笑）。なのに、なんもバレへん（笑）。スンッて気配消すのよ。あのときは、ウソでしょ!?　って思ったわ」というように、そのファンはオフモードの光一にはまったく気づかず、素通りしてしまったというのだ。

　プライベートではファッションに興味が皆無でジャージを愛し、仕事以外では髭を生やしっぱなし、髪も寝ぐせのままだと公言している光一。ビジュアルに無頓着とも言われているが、それはアイドルが気配を消すのに欠かせない“技”なのかもしれない。