SMAP中居正広が“終活”で父との最期の日々を明かすも、アノ話はカットでファン落胆

2016.5.5

中居さんが神様に思えてきた



 SMAP中居正広が、4月30日に放送された『中居正広の“終活”って何なの!?~僕はこうして死にたい~2016』(フジテレビ系)で、喉頭がんにより昨年2月19日に他界した父・正志さん(享年79)と過ごした“最期の日々”を克明に語った。



 3人兄弟の末っ子で、正志さんとは2週間に1度は酒を飲むなど、友達のような親子関係を築いていた中居。そんな父のお通夜が執り行われたのは、ちょうど同番組の第1弾が放送された昨年の2月21日だったといい、中居は「亡くなった親父の遺体の前で、この番組をみんなで見てました」と、番組冒頭から生々しい思い出を振り返った。

 亡くなってから1年が経過するも、最近でも正志さんがまだ生きているかのような夢を見るとか。遺品の整理に関しても「先々週ぐらいにやりました。1年間はずっとそのままでした」と話し、正志さんがよく着用していた洋服や小物など、「魂が残っている物」は捨てられなかったという。また、中居は「遺骨なんか、もうありとあらゆるところにありますよ。家の中に。テレビの横、キッチン……消臭剤みたいに。だからずっと、どの部屋にいても(父を)感じられるように」と語り、ゲストのタレント・坂上忍をはじめスタジオの出演者は驚きの声をあげていた。

 スタジオでは「どんな葬儀にしたいか」という話題から、タレント・綾小路きみまろが坂上に「(葬儀で)どういう音楽流したいですか?」と、質問。すかさず中居は「それは自分のCDじゃないですか」と、若かりし頃の坂上が歌手活動を行っていたことをイジり、坂上が「頼むよ」と、照れる一幕も。この流れから中居は「棺とかってみなさんどう考えます?」と切り出し、「僕、お父さんに手紙は自分で書いて入れましたね」と、告白。棺の中にはタバコも入れたほか、「香取(慎吾)くんが、入院しているところに見舞い来てくれた時に、オレの写真と紙になんか貼って絵を描いてくれたのよ。『中居くんのパパへ』みたいので。絵をいろんなところに描いてくれて、それをずっと飾ってたけども。それは入れさせてもらった」と明かし、香取には「あれ入れさせてもらうわ。天国であれあった方が喜ぶしな」と許可をとった上で、天国に逝く父と一緒に香取の絵を収めたそうだ。

 さらに中居は、父の闘病生活についても赤裸々にトーク。正志さんが病院だと「落ち着かない」と希望したため、ヘルパーさんに来てもらい、自宅で看病していたという。一昨年の年末から去年2月に亡くなるまで「救急車に4回乗った」そうで、正志さんは3カ月で5回も手術したことを明かした。手術後の3カ月間は「飲まず、食わず、しゃべれず」で、正志さんの最後の筆談は「早く逝かせてくれ」だったといい、中居は「かわいそうだった」「オレはよくお父さん耐えたなって」などと、父の辛さを真剣な眼差しで語った。

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