グループの解散騒動以降、「芸能界引退説」「精神的に病んでいる」などとネガティブな報道が相次いでいる、SMAPの香取慎吾。これまで頻繁に更新されていたジャニーズ公式携帯サイト「Johnny's web」の連載「SD 慎語事典」も元日の更新でストップしており、ファンも香取の近況や今後について不安視している。そんな中、香取が近畿地区で配布されている生活情報紙「読売ファミリー7月6日号」のインタビューに登場し、「現在の夢」などを語った。



　今回のインタビューは、放送5年目に突入する『おじゃMAP!!』（フジテレビ系）に関する話が半分近く占めており、香取はアンタッチャブル・山崎弘也とともに街中でロケを行っている同番組について「台本があるようでないので、出たとこ勝負のような進行にやりがいを感じています」と、魅力を明かしている。

　ロケ中は素顔が垣間見える瞬間もあるが、「仕事なんだけど『休日に朝早くからお出かけする日』という気分で参加しています」「でもね、いざ自分が本当に仕事が休みの日に、朝早く起きて街を歩きたくても実際にはできません。だからこの番組は本当にありがたいです」と、本音を吐露。国民的アイドルの香取にとって、『おじゃMAP!!』は公に街を散歩できる貴重な機会のようだ。

　また、街へ繰り出した際のエピソードとして、「高校生の男子から『慎吾ちゃん！　頑張れよ!!』って声をかけられた時は、『ありがとう』と手を振りながら『俺は精いっぱい頑張ってるから、君も頑張ってな！』って返事しました」と告白。具体的にいつ頃の話かは言及していないものの、香取にまつわるダークな情報ばかり噴出する中で、「精いっぱい頑張ってる」という一言はファンにとっても心強い言葉だろう。

　一方、香取といえば絵を描くことが趣味で、昨年は「パラリンピック競技団体共同オフィス」のエントランスに巨大な壁画を寄贈したことが話題になった。同紙のインタビューでは「香取さんの現在の夢は？」と問われると、「趣味でアクリルの水彩画を描いているので、いずれは作品展を開きたいな。風景や人物画ではなく『頭の中に浮かんだイメージを描いてたらこうなっちゃった』みたいな絵が多いです。最近は2メートル四方のキャンバスに描きました。どんなにサイズが大きくても一気に仕上げます。でないと飽きちゃうから（笑）」と、語っている。