SMAP中居正広が司会を務めながらも、グループとして出演しないことが発表され、放送前から物議を醸していた大型音楽番組『音楽の日』（TBS系、7月16日放送）。SMAPのパフォーマンスは見られなかったものの、後輩であるKinKi Kidsと中居のレアな絡みがあり、双方のファンを喜ばせた。



　パフォーマンス前のトークで、番組のテーマにかけて中居との“ツナがり”について聞かれた堂本光一は、未成年のころに参加した打ち上げの話を披露。「早く帰りなさい」と促しタクシーを拾った中居から、5，000円をもらい帰ったのだとか。「今となれば、『なんで1万円じゃなかったんだろうな』っていう思いはあるんですけど」と本音を漏らし、それから5年ほどたってまた飲みの席で一緒になった際には「タクシー早く拾えよ」と言われながら尻を蹴られたそうで、「あの時の優しい中居くんはどこへ行ったんだろう」と嘆きながらも、終始笑顔で楽しそうに語っていた。

　中居から「もっと大きい話なかったのかよ～！」と言われて、挽回するべく口を開いた堂本剛は、今までにもらった洋服について明かした。しかし、「ジャケットなのか、アバラあてみたいな……」と、いわゆる“ヤンキー仕様”の洋服だったそうで、恥ずかしがる中居からは「いい話なかったのかよ～！」とツッコミを受けてしまったのだった。

　そんなやり取りのあと、KinKi Kidsは1曲目に「ジェットコースター・ロマンス」を披露。2人にとっては歌いなれた曲のはずだが、光一はなぜか司会者側をチラチラと見て落ち着かない様子。すると、自分のパートになった瞬間、中居のもとへ駆け寄り、隣で歌いだしたのだ。突然のことに困りつつも、サプライズにうれしそうな中居だが、照れているのか光一を手で追い払う。しかし、うしろから来た剛が光一の背中を押し、KinKi Kidsが中居を挟む形でそのままサビまで歌い続けたのだった。一瞬、光一が中居にマイクを向けて歌うように促すも、中居は照れ笑いを浮かべたままやんわりと拒否する場面があり、“司会者”ではなく素の表情を見せていた。