「新発見を求めて、誰もやらない珍実験に取り組む研究所」というコンセプトで、NEWSメンバーが体当たりの企画に挑戦していく番組『変ラボ』（日本テレビ系）が、9月29日深夜に最終回を迎えた。4人で出演するレギュラー放送の冠番組はこれが初めてで、ファンにとっても思い入れのある番組だ。



　しかし先日、小山慶一郎がジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」内の連載「★メンバー愛★」にて、「2クール限定で始まった『変ラボ』も間もなく終わってしまうねー。寂しいぜ」とつづり、ファンは驚き。元々「期間限定」で始まった番組であることはメンバーも口にしていたが、視聴率は同時間帯で1位を獲得することも珍しくなく、“継続”を期待するファンは多かったようだ。

　そんな中で放送された最終回では、これまでの番組を振り返る企画を開催。番組スタッフがメンバーごとの“見どころ”をまとめ、一挙公開した。

　まず小山は、「本気になると服を脱ぐ」ということに注目され、これまでの実験で服を脱いだ瞬間をおさらい。「はんぺんの上に人は乗れるのか？」「汗と涙の結晶は作れるのか」などの企画で、計8回も服を脱いでいたようで、すっかり“裸芸”が定着したようだ。

　続いて加藤シゲアキは、「インテリツッコミ」に着目。小説家としても単行本4冊を上梓しているだけに、加藤ならではの独特な言葉選びが笑いを誘った。特に脚光を浴びたひと言は、8月27日～28日に放送された『24時間テレビ　愛は地球を救う』（同）の放送後に行われた企画で飛び出した。動物の睾丸を食べたあと、「人は科学じゃねえよ！　愛だよ愛！」と文学的なツッコミをし、メンバーも拍手喝采であった。

　『変ラボ』で特にイジられたのが増田貴久。初回放送で行った「NEWSのイメージ調査」にて、3人はイメージが定着していたが、増田だけ「キャラクターがない」と言われてしまう。そんな結果から、増田と番組スタッフによる“キャラ探し”が始まり、最終的にたどり着いたのが「オスキャラ」である。女性をキュンとさせる行動を探る実験の中で見せた男らしい姿が、見事増田のキャラクターにつながったようだ。