「歌ヘタ」をめぐって中居正広と論争! いま振り返りたい、草なぎ剛とメンバーの仲良しエピソード(90年代編)

2016.12.27

みんな大好き、反抗期つよぽん



 1988年4月に結成、91年9月9日にCDデビューしたSMAPが、まもなく約25年の歴史を閉じようとしている。「チーフマネジャーの退職」「派閥問題」などさまざまな原因が挙げられているが、決定的ともいわれているのが「メンバーの不仲」。しかしファンが見守ってきた日々は、「不仲」とはかけ離れたものだった。そこで、SMAPのメンバー仲を振り返るべく、思わず頬が緩んでしまうようなエピソードをわずかながらも紹介したい。草なぎ剛とメンバーの仲良しエピソード(90年代編)をプレイバック!



【草なぎ剛×中居正広】

 ・1996年に放送された『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)にて、当時メンバーだった森且行と草なぎがケンカをしていたという話に。メンバー同士で水鉄砲で遊んでいたとき、森に軽く水をかけただけなのに「キレられた」と、その時の状況を語る草なぎ。しかしこの話には真相があるらしく、「すべてを見ていた」という香取慎吾がその時の状況を説明。香取によると、最初に森を攻撃していたのは中居と木村拓哉だったそう。しかし、年上だった2人には怒れなかったのか、森は草なぎにキレたのだとか。争いの原因となったはずの中居はこの話を満面の笑みで聞いていた上に、「コイツ泣くんだも~ん!」と草なぎをイジり倒していた。

・草なぎと中居のコンビは“どんぐり”と呼ばれファンから愛されているのだが、この名前の由来となったのが、97年に放送された『うたばん』(TBS系)のトークである。中居が「ボク言いたいことがあるんですよね」と切り出し、「剛の方が(歌が)ヘタだと思うの」と、歌唱力について言及。それまで中居の歌唱力の低さは散々ネタにされてきたが、草なぎについてはあまりツッコまれることがなかった。しかし中居は「こいつ必ず(音を)ハズす」「ハズしても自信満々で歌う」とズバズバ切り込んでいた。ここまで言われて草なぎも黙ってはいられず、「じゃあハッキリさせましょうよ、今日」と中居に戦線布告。草なぎは「おかしなビブラートをかけるクセがある」と中居の曲を指摘し張り合っていたのだが、稲垣吾郎に「基本的には“どんぐりの背比べ”」と一刀両断され、あえなく両者とも惨敗。そんなことから、草なぎと中居は“どんぐり”と呼ばれるようになったのだった。

【草なぎ剛×木村拓哉】


・ラジオ『STOP THE SMAP』(文化放送)にて、草なぎの“酒癖”を木村が注意する場面が。「剛ってさ、お酒飲むときにお箸の置き方すごいラフになる」とのことで、投げるように箸を置くという草なぎを注意。しかし当の本人は「うっそ~!? そういうやつキライ、オレ」と自覚がない上にどこか他人事。もちろん木村から「おまえだよ」と再び注意され、兄弟のようなやりとりをしていた。

・ファッションだけでなく音楽の趣味も合う2人。草なぎは「他のメンバーはなかなかボクとは(音楽の)趣味が合わなくて、ボクが好きだっていうものは結構聞こうとしないんですよ」と不満を漏らしつつ、「木村くんは『なんか、おまえの好きな感じわかるよ』って言ってメロディを口ずさんでくれたのがすごくうれしかったな~!」と、木村の共感が得られたことを満足そうにラジオで語っていた。

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