自身のラジオ番組『木村拓哉のWhat's UP SMAP!』（TOKYO FM）に、“SMAP”の名をメンバーで唯一残した木村拓哉。1月6日には新年1発目の放送を迎え、グループ解散後の心境などを赤裸々に語った。番組ではソロ活動スタートに大きな期待を寄せる木村ファンの声が読まれたが、5人全員を応援する“5スマファン”は、この放送内容に不安を抱いているようだ。



　木村はこの日の放送で、「2017年になって、事実上は僕自身は、そうですね……。単純に『木村拓哉です』っていう表記しかなくなりましたからね。“SMAPの木村拓哉”っていうことではなくなったっていうのが、すごく。うーん……。どこかなんかこう、正月とはいえ冷静になって考えていたような気はしますね」などと、率直に吐露。自身の中では、まださほど“大きな変化”は実感していないというが、「今まで以上に自分1人ではなくて、リスナーのみんなもそうですけど、現場のみなさんの力を借りて、一緒にいろんなものを作り上げたいと思ってます」と、決意を新たにした。

　そして、「『新しいことにもチャレンジしてほしいなぁ』というリクエストもいろいろ届いてますね」と切り出した木村。まずは、あるリスナーから寄せられた「歌って踊る木村さんも見てみたい！　歌手、ソロデビューを待ってます。木村さんを後押ししながらに、ついて行きます」というメールを読み上げ、「歌手、ソロデビュー……？」と、思わず疑問形でポツリ。そのほかにも、舞台作品への出演を希望する声や、「ソロになったキャプテン（木村）にやってもらいたいこと、もうたくさんありすぎて、妄想するだけでニヤけてしまいます。ドラマも映画ももちろんですが、ナレーションもやってほしいです。特に動物番組の」といった熱いメッセージを紹介した。

　これらの意見に、木村は「いやいやいや、全然想像してなかったですね、こういう（要望が来ることは）。“歌って踊る”。いやいやいや……っていう。“え！”っていう感じですよ。今、このメールを読んで」と、戸惑っている様子。しかし舞台に関しては、ドラマや映画と同様に制作側から「求められることがあった上での話なので」と前置きしながらも、「人の舞台とか拝見した後って、やたらワクワクするんですよね」「“楽屋の雰囲気とか楽しそうだな”って思ったりもします」と、回答。また、「このナレーションっていう角度でくるとは思いませんでした」などと、ファンの意外な提案に驚きを隠せない様子だった。