1月クールのドラマ『嘘の戦争』（フジテレビ系）で主演を務めている草なぎ剛。ドラマの宣伝のため複数の雑誌のインタビューに登場しており、今後の仕事に関する決意や、結婚観まで率直に語っている。



　ジャニーズ内で演技派として知られる草なぎは、今作で天才的な詐欺師・一ノ瀬浩一を熱演。幼い頃に家族を殺された過去を持つ役で、普段の温厚そうな草なぎとは違い、気迫に満ちた演技が話題を呼んでいる。

　そんな草なぎは「AERA」2017年1月23日号（朝日新聞出版）のインタビューで、「今は本当に充実していますよ。2016年は後厄だったけど、もう抜けたから（笑）。この作品で『心機一転』の気持ちにもっていこうと思う」と、意欲的にコメント。SMAP解散後、初の主演作とあって、「今年は自分をとりまく状況も変わるので、視聴率も気にならないと言えば嘘になる。やっぱり多くの人に見てもらいたい」と、熱意をのぞかせた。

　2017年の目標は「まず、このドラマに集中する」「もともと一年の目標とかを全然立てない。いまやっている仕事に一生懸命取り組めば次につながる、という感じで生きています」と、先々の予定はあまり考えていない様子。さらに、記者が「自分の思いどおりに生きている実感はあるか」と尋ねると、草なぎはSMAPの「夜空ノムコウ」の「あのころの未来にぼくらは立っているのかなぁ　全てが思うほどうまくはいかないみたいだ」の一節を口ずさみ、「いま、この歌詞に近い気持ちだということもあるけれど、たぶんそれが人生だから。みんな思ったとおりになる人なんているわけない。ただ一つ、確かに言えるのは、いまが人生で一番楽しいってこと。自分でも不思議なんだけど、そう思う。いまが一番いい」と、語ったという。草なぎは過去の活動が記録で残っている分、「絶えず過去と比べられる」ため、「だから僕はいまが一番最高だといつも思っている」とか。