草なぎ剛『嘘の戦争』第7話、安田顕演じる晃への裏切りに視聴者もスッキリせず……

2017.2.23

ヤスケン(天然)×つよぽん(天然)の可能性を見た



 草なぎ剛が“天才詐欺師”を演じ、幼少時代に家族を殺した犯人に復讐を仕掛けていくドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)の第7話が、2月21日に放送された。平均視聴率は10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)となり、第6話の10.3%から0.6ポイント上昇。ここまで全話通して2ケタを保っている状態だが、一時は12%台まで上昇していたことを考えると、後半に向けて盛り返しを期待したいところだ。



 同作は、草なぎ演じる一ノ瀬浩一が、家族の殺害に関わった人物を各話に1人ずつ追いつめていくというストーリー展開。第7話のターゲットとなったのは、一ノ瀬の最大の敵である、ニシナコーポレーション会長・二科興三(市村正親)の長男・晃(安田顕)。晃はニシナコーポレーション子会社の社長を務めているが、それらしい仕事はほとんどしないため、弟でニシナコーポレーション社長の隆(藤木直人)からは迷惑がられる存在。また、晃は一ノ瀬を経営コンサルタントとして信頼しきっているが、隆は二科家の人物と急速に近づこうとする一ノ瀬に疑惑の目を向けている。

 そんな中一ノ瀬は、事業拡大のために工場を全面改修するよう、晃に勧める。そして早速、晃は工事に必要な多額の費用を用立ててくれるよう隆に頼み、意外にもあっさり承諾を得る。しかし隆にも考えがあるようで、交渉に関わるすべての記録を保存しておくこと、そして施工業者と面会する際には自分も立ち会う、と言い出したのだ。

 一ノ瀬は、詐欺仲間と手を組み、晃と取引を進める施工業者に扮し、晃から2,000万円を騙し取る。その過程を現場で見ていた隆は、晃に社長解任を言い渡す。それにより、晃は路頭に迷うことになってしまう。一ノ瀬を信頼している晃は、「これからも相談に乗ってくれるよね?」と問いかけるのだが、「もうあなたの力にはなれない」と、一ノ瀬は冷たく言い放つのだった……。

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