『クロ現+』の芸能人の事務所トラブル特集に、SMAPファンが落胆したワケ

2017.3.3

番組制作側としては、SMAPの名前を使いたかったんだよね……



 3月1日に放送された『クローズアップ現代+』(NHK総合)は、「芸能人が事務所をやめるとき ~“契約解除”トラブルの背景を追う~」と題する特集が組まれた。



 事前に番組公式Twitterでは、「“能年玲奈”改めのんさんやSMAP…[芸能人が事務所をやめるかどうか]をめぐる騒動やトラブル。そしていまは、清水富美加さんが…クロ現+は、事務所側と芸能人側・双方を徹底追跡。その背景に迫ります」と内容が予告されていた。昨年末にSMAPが解散したことについては、経緯が不透明だと感じるファンが多いため、番組に注目が集まっていたのだ。

 しかし放送を見たSMAPファンからは、納得できないという不満の声が続出している。というのも、SMAPについては冒頭に、事務所とトラブルを起こしたタレントの一例として名前が挙がり、似顔絵が映されただけ。“芸能人側の意見”としては、歌手/声優の宍戸留美が「月収は7万円」「ヌードになるような仕事をするように迫られた」と訴えたものの、あまりにもSMAPの事案とかけ離れた内容に、ファンは落胆。

 番組中のVTRには匿名で芸能事務所関係者が登場し、出演作などの契約後に独立や契約解除を求めることについて、「正直言うと“ふざけんな”ですよね」と強い言葉で“事務所側の意見”が語られる場面も。

 2016年1月にSMAPの解散危機が報じられて以降、「メンバー同士の問題」という論調で報道されることが多かったため、今回の特集については「“事務所問題”として扱ってくれたことに大きな意味がある」「『SMAPは不仲』しか言わないマスコミばっかりだったから、今回はまだまともに取り上げてもらった」と内容を評価する声もあるが、「SMAPの名前出しておきながら肩透かしを食らった気分。事務所側の意見ばっかりだったよね?」「芸能事務所の言い分を聞くだけの番組だった。もっと突っ込んだ番組にすべき」と、物足りなさを感じてしまうファンも。

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コメント

  1. 名無しだJより 2017年03月03日 7:31 PM

    不十分でがっかり。売り出し、住まい、レッスン代等に多額の費用がかかっているといった事務所側の主張には、どれほどかかっているのかの根拠が示されておらず、単なる丼で事務所に有利に誘導しているように感じる。また売れてきたら給料制にするといったことは許されるものでない。対等な契約に、契約満了後に一年延長といった条項は理不尽。テレビ、スポーツ新聞、加えて芸人までも事務所に加担しているのもみっともない。辞める人を干すといったことは絶対あってはならない

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