ベタな展開でも視聴者を納得させた『A LIFE~愛しき人~』最終回、16%自己最高で有終の美

2017.3.21

ベタな世界をオシャレに見せてきた兄さんだもの!



 木村拓哉主演のドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)が、3月19日に最終回を迎えた。初回から平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、2017年冬期のドラマで最も高い数字を記録。その後も、第4話で12.3%まで落としたものの、その他は13~15%と高視聴率をキープし続けていた。そして最終回では、自己最高の16%をたたき出し、有終の美を飾っている。



 同作は、木村演じる外科医・沖田一光がさまざまな患者と向き合う姿とともに、沖田のかつての恋人・壇上深冬(竹内結子)の命を救うために奮闘する様子が描かれている。最終回では、ついに沖田が深冬の脳にある腫瘍を取り除く手術に挑む。万全の体制で手術に臨んだ沖田だったが、開頭してみると深冬の状態が想像以上に悪化していたことが判明し、すべての腫瘍を取り除けないまま、手術を終了せざるを得ない状態になってしまう。

 もう一度深冬の手術をするため、沖田は脳神経外科医で深冬の夫・壇上壮大(浅野忠信)の手を借りようとする。しかし壮大は、副院長として病院の経営を任されておきながら、自身が院長になるべく他の病院との提携を秘密裏に進めていた。その事実が、院長で深冬の父親・壇上虎之介(柄本明)の耳に入り、壮大は深冬の手術を目前に解任を言い渡され、沖田や深冬の前から姿を消していたのだ。はたして沖田は壮大を病院に戻し、深冬の命を救うことができるのだろうか……。

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