今年でデビュー20周年を迎えるKinKi Kids。昨年から、17年ぶりとなるアリーナツアー『We are KinKi Kids Live Tour 2016 TSUYOSHI ＆ KOICHI』を行ったり、『NHK紅白歌合戦』に初出場したりと精力的に活動してきた彼らだが、今年はさらに“復活の年”となりそうだ。



　5月14日、KinKi Kidsデビュー20周年特別企画として、ドラマ『ぼくらの勇気～未満都市SP（仮）』（日本テレビ系）が、今夏放送されることが明らかになった。1997年に連続ドラマとして放送された『ぼくらの勇気 未満都市』の続編となり、KinKi Kidsがドラマで本格的に共演するのは、『ムコ殿2003』（2003年、フジテレビ系）などゲスト出演や特別出演を除けば、約20年ぶりとなる。

　同作は、大人が感染すると数時間で死に至る“T幕原型”に汚染され、大人が死に絶え未成年だけになった街が舞台。堂本光一は正義感の強い熱血漢・ヤマトを、堂本剛は現実主義者なムードメーカー・タケルを演じている。2人はさまざまな問題を乗り越えながら仲間を作る。そして、暴力に支配された子どもだけの街に、秩序を築いていくといった内容だ。ヤマトとタケルの仲間になるのは、当時ジャニーズJr.だった嵐・相葉雅紀と松本潤らであった。

　連続ドラマの最終回では、「20年後、またこの場所で会おう」と言ってヤマトとタケルが別れるシーンがあり、その約束の再会をスペシャルドラマで果たすこととなる。同作の公式サイトでは、「あの日から20年……彼らは約束の日に久しぶりの再会を試みる。来る者来ない者……実はそれぞれにみんな内に沸々としたものを抱えていた。（中略）ひょっとしたら自分はいつの間にかなるまいと誓った大人になっているんじゃないか？　そんな時、巨大な敵が彼らの前に再び現れる」とスペシャルドラマのあらすじが紹介されている。大人になったヤマトとタケルの姿がどのように描かれるのか、すでにファンの注目が集まっている。