KAT-TUN亀梨和也と山下智久出演のドラマ『ボク、運命の人です。』（日本テレビ系）第7話が5月27日に放送された。平均視聴率は8.6％（ビデオリサーチ調べ／関東地区、以下同）で、前回の9.5％から0.9ポイント下降したことが明らかになった。今クールも後半に入ったために中だるみしたのか、数字を下げてしまったが、前半のうちに急降下する作品も多い中で本作は第2話以降9％台を維持してきており、今回もまだ巻き返しが狙える程度といえよう。



　平凡なサラリーマンの正木誠（亀梨）が、“神”と名乗る謎の男（山下）のアドバイスに従って、“運命の人”である湖月晴子（木村文乃）に猛アタックするというラブコメディ。ストーカー扱いからスタートし、ようやく第6話で交際にこぎつけた誠。「あと1カ月で結婚しないと、30年後に地球が滅亡する」と謎の男に促されている。

　第7話では、誠から晴子へ1カ月遅れの誕生日プレゼントとして指輪を渡すことに。しかしただ渡すのではない。晴子にまったく気付かれぬよう指輪を取り出し、サッと指にはめるという究極のサプライズを成し遂げろと、謎の男はいつものように無茶ぶり。誠は本人に直接聞かずに指のサイズを見極めることから始めなければならなくなった。元ライバル・定岡（満島真之介）に相談したところ、定岡は葉巻を輸入していた経験から指を見ただけでサイズがわかるという。そこで、誠の部屋でアスパラガスを使ってサイズを言い当てる特訓をすることになったが、そこへ謎の男が登場し定岡と意気投合する。

　そして迎えたデート当日。指輪サプライズはなかなか成し遂げられないまま、映画館からカラオケ、ボウリング場へと流れる。指のサイズがわかる特技を身につけたことが生かされ、晴子に最適の球を選んであげる誠。そのおかげで晴子はダブル（2回連続ストライク）をゲットした。さらに、ターキー（3回連続ストライク）を獲得すると、ボウリング場から回転寿司の食事券がプレゼントされるという。果たして晴子はターキーを達成できるか……。3投目直前、緊張のシーンで誠が取り出したものは、なんと指輪。ターキーを賭けたドキドキと、サプライズプレゼントのドキドキが重なるという巧みな演出に「感動した」「とてもよかった」「素敵すぎてリアルに涙出た」という視聴者が続出。その後のお祝いが食事券での回転寿司というギャップもほほえましい。