『中居正広のミになる図書館』は現在“模索中”!? VTRの多用に不満も、生放送らしいアクシデントは「ハラハラして楽しい」

2017.6.14

名司会、中居正広も視聴率までは上げられない!



 4月24日から、ゴールデンタイムに放送時間が変更になった『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)。深夜枠から昇格したのを機に生放送番組となったのだが、視聴率は惨敗中。初回の2時間スペシャルから7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)と、“生放送”という話題性があったにしては、いまひとつな結果に。2回目以降も視聴率が大きく跳ねることはなく、一時5%台にまで落ち込んでいた。



 ゴールデンタイムに進出した直後は、20代~60代の5チーム対抗クイズ企画「世代対抗クイズ ジェネレーションチャンプ」がメインコーナーとして放送されていた。これは同番組が深夜枠で放送されていた時から続く企画で、家族で楽しめるコーナーとして、視聴者からはまずまずの評判を得ていた。また、大人数のゲストを見事に仕切る中居の姿が、ファンや視聴者から絶賛されていたことも。さまざまな“珍回答”に中居がツッコミを入れていく様子は、生放送らしい場面として視聴者の笑いを誘っていた。

 しかし、6月12日の2時間スペシャルでは、「世代対抗クイズ ジェネレーションチャンプ」ではなく、「1週間徹底リサーチランキング 売れたパン&文房具大発表SP」と題し、全国各地で大人気になっているパンと、ホームセンター「東急ハンズ」で売れている文房具を1週間調査するという企画を実施。これまでと同じくスタジオには年代別にゲストが登場し、クイズも行われていたのだが、番組のメインはVTRの紹介に。そのため、やや“生放送感”の薄い2時間スペシャルとなっていた。

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