香取慎吾と歌手で俳優・星野源の対談が話題になっている「AERA」（朝日新聞出版）。香取は2017年7月10日号から星野の連載「ふたりきりで話そう」に登場したが、全4回の対談が31日号でついに最終回を迎えた。2人の踏み込んだクロストークが反響を呼び、週刊誌としては異例の“大増刷”が決まるなど、ファンはもちろん出版社側もうれしい悲鳴を上げている。



　香取と星野は、4月8日放送の『SmaSTATION!!』（テレビ朝日系）で共演。この日の放送で、香取は「週刊文春」（文藝春秋）の報道をきっかけに浮上した“隠し子疑惑”について、自ら「友達の子どもなんです！」と言及した。星野も香取に同調しながらフォローしてくれたことで、SMAPファンは星野の温かい対応に感激。また、番組内で香取は15年発売の星野のシングル「SUN」が好きだと話し、「昨日、今日ずっと聴いてて、久々に歌って踊りたくなった」と、コメントする一幕も。SMAP解散後は歌やダンスから遠ざかっていただけに、香取のこの発言は多くのファンに希望を与えたのだった。

　そんな2人の対談は、10日号に掲載された第1回から、香取がブレイクできずに苦労を味わった時代を回顧。ラストとなる31日号では、対談をオファーした理由を聞かれた星野が「もっと話したいと思ったんですよね、『SmaSTATION!!』の後」と答え、香取も「そうだなあ。ほんと大きかったんですよね、『スマステ』に星野源がゲストで来たのは」「大きかったですよ。一番は、音楽を思い出せたっていうこと」と明かしている。

　さらに香取は「『SUN』が好きで、あ、ゲストが星野源だ、『SUN』を聴こうと思ったところから、何日間かで音楽っていいなと思い出して」「それこそ去年から今年にかけて、音楽をまったく聴けてなくて。でもあの『スマステ』以来、音楽聴いてますもん」と、告白。これまでの活動の中で、「音楽の力を感じてほしい」といったメッセージを発信しながら、香取は「ほんと忘れちゃってるくらいに聴いてなかった」という。