2007年から放送が始まり、今年で10周年を迎えたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系）。長寿番組というだけでなく、20％を超える視聴率を叩き出すことも珍しくない、“高視聴率番組”でもある。そんな番組にレギュラー出演しているジャニーズアイドルといえば、NEWS手越祐也。番組開始当初からのレギュラーであり、お茶の間に彼の名前を知らしめた番組と言っても過言ではないだろう。



　同番組最大の魅力といえば、レギュラー出演陣やゲストが世界各地で“おもしろ企画”に挑戦すること。もちろん、手越も世界中を飛び回り、毎回体を張った企画に挑戦している。時に“芸人ばり”の過酷な試練が与えられることもあるのだが、持ち前のポジティブさでなんでも乗り切ってしまう手越。そんな姿が視聴者から好意的に見られているようで、番組内では“ポジティブモンスター”なる異名までつけられているほどだ。

　長年培ってきた関係性からか、番組スタッフと手越のやり取りも話題になることが多い。8月20日に放送された同番組では、手越がタイでさまざまなことに挑戦。その中で、タイ海軍の新兵が行う“ファンシードリル”という集団パフォーマンスに参加する場面があったのだが、ここで番組スタッフから猛烈に“イジられる”手越の様子が。

　一糸乱れぬパフォーマンスをするためには、大勢の人たちと息を合わせなくてはならない。しかし、ナレーションでは「団体行動が苦手な手越」として、見事なパフォーマンスをするための要素が、手越には足りていないとバッサリ。「周りをよく見て人に合わせること」「悪目立ちせずチームの一員に徹すること」など、最初はこのパフォーマンスにも関係ある“手越に足りないところ”を指摘するナレーションが流れていたのだが、「人の話はちゃんと聞くこと」「目上の人を敬うこと」「私生活で羽目を外しすぎないこと」と、もはやただ番組スタッフが手越に“言いたいだけ”の項目がズラリと並び、これにはスタジオでVTRを見ていた手越が「おいおいおい！」「ヒドいな～！」とツッコミを入れていた。