9月23日、香取慎吾が16年にわたって生出演していたバラエティ番組『SmaSTATION!!』（テレビ朝日系）の放送が、全699回で終了した。当日は、オープニングで毎回背景に映りこむ東京タワーが“スマステカラー”の青に染まり、「夢が叶っちゃったよね～！」と大感激する香取の姿が話題となった。



　しかし、突然の番組終了に肩を落とすファンは多く、複雑な気持ちを抱えたまま放送を見ていた人も。番組終了のウワサは今年8月ごろからささやかれており、その度にファンを不安にさせてきた。そんな中、「『もやっ』としています」という言葉で『SmaSTATION!!』の終了に対する気持ちを表現したあるブログが、ファンの間で大きな話題に。2016年5月4日に香取出演のバラエティ番組『おじゃMAP!!』（フジテレビ系）で紹介された、「ROOTS FACTORY」の阪井信明氏のブログ「『家具作りたいおっさん』のひとり言」である。

　そんな阪井氏に、『SmaSTATION!!』の終了について、そして『おじゃMAP』収録時の香取や番組スタッフの様子について聞いた。


　
ーーーまず、16年5月に放送された『おじゃMAP!!』取材時の様子を教えてください。

阪井信明氏（以下、阪井氏）　実はあの撮影の時ボクはいなくて、新大阪から下北沢に向かっているところだったんです。そしたら突然電話が鳴って、「ザキヤマ（アンタッチャブル・山崎弘也）です！」「慎吾です！」って言われて、「え～!?」って。

ーーーということは、完全にアポイントがない状態で収録を行ったんですね。

阪井氏　そう、完全に“ノーアポ”で。最初イタズラかなと思いました（笑）。残念ながらボクはすれ違いで会えずじまいで。でも取材当日、ボクが夜に店に着いたら『おじゃMAP!!』ディレクターさんが戻って来てくださって。実は撮影時に広瀬すずさんにモンペスツールをプレゼントするっていうのがあったんです。ザキヤマさんに「これ、もらっちゃえるんですか？」とおねだりされて「どうぞ」という流れで、広瀬さんがそのまま持って帰るという内容でした。そのまま差し上げて終わるんだなと思っていたら、後でディレクターさんが「その分のお金を支払います」と戻って来てくださって。その気遣いがすごくうれしかったです。撮影時にはあくまでリアルに、でも後からちゃんとフォローみたいなのがすごくうれしかったです。