大野智、結婚生活への義務感で表情が曇り……

2012.10.18

ゲストに誰が登場するのか、またそのゲストと何をするのかも事前には一切知らされない超即興バラエティ『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)。10月13日放送回のオープニングトークのテーマは「秋」ということで、「秋といえば何ですか、相葉さん」と櫻井翔が相葉雅紀に話を振ります。すると相葉、「オレねぇ、最近スゲーうまくなったんだけど」と語り始め、何かと思えば「サンマの食い方」。松本潤からするとそもそも「そんなに難しくない」そうですが、魚をきれいに食べるのは結構難しいですよね?

話の流れからすると、骨と身の部分を器用に分けて食べられるようになったのだろうと誰もが思うのですが、相葉は「最近気付いたんだけど、サンマの骨って食えるのね!」。これには松本も、「きれいにほぐせるようになったとか、そういう話じゃないんだ? 全部食べられたってこと??」と笑っていましたが、これを「サンマの食い方がうまくなった」と話し始めるあたり、相葉のトーク力を感じます。
この日アニキゲストとして現れたのは、俳優・高橋英樹。高橋のウワサを検証するコーナーで、「毎日奥さんに『愛してる』のメールを送るらしい」という話題が出ます。それを高橋が肯定すると、「いまだにキスしたりもするんですか?」と櫻井が質問。「当然でしょ?」と真顔で回答する高橋に櫻井は「ホントですか!? あべっ! ヨダレ出そうになっちゃった」と激しく動揺します。これには他メンバーも興味津々で、「今日チューしてきたんですか?」(二宮和也)、「1日何回するんですか?」(大野智)と質問攻め。

高橋は「結婚したらみなさんだってそうですよ。デートもするし、キスもするでしょ」とあくまでも「当たり前」だと主張しますが、大野は「それはもう、義務みたいな感じ?」となぜか不安げな表情。もちろん高橋は否定するのですが、「義務みたいになっちゃいそうだよね」と大野は繰り返します。二宮が「そうなりそうなんでしょ?」と聞くと、大野は「なりそうだねぇ。“あっ! あぁ、ハイ、(キス)しなきゃ”みたいな」と、将来の夫婦像に不安を抱いているようでした。

続いてのウワサは「今まで7万人斬ったらしい」。高橋といえば時代劇への出演本数1,200本とも言われる大スター。これも本当の話でした。殺陣の最後のポーズはすべて自分で考えるという高橋の話を聞くと、二宮は「すごいんですよ」と語り始めました。二宮は映画『大奥』撮影中、京都のスタッフから殺陣を教えてもらう際に「どうやって(刀を)収める?」と聞かれたそう。二宮がわからないでいると、「高橋さんみたいにやった方がいいかなぁ? いや~、できないか」と言われ、さらに「1発目どう斬る?」と聞かれてそれにも答えられないでいると、「高橋さんだったらああ斬るか。でもできないか」と何度も高橋を引き合いに出されたのだとか。二宮は「できるわけないじゃん!」と開き直っていましたが、何度も出てくる高橋の名前に、そのすごさを実感。このエピソードを聞いた高橋はすごくうれしそうに笑っていました。

その後、高橋から時代劇の極意として殺陣を学ぶことになったメンバー。櫻井から、大野は舞台で経験済みという前振りがあったのですが、「(殺陣は)結構疲れますよね」と、大野にはその程度の感想しかない様子。ここでそれぞれが侍と忍び姿に着替え、いざチャンバラをすることに。侍役になった二宮は、本当に京都で習ったのか? と疑いたくなるひ弱な殺陣を披露していました。同じく侍役の相葉の着物姿に、二宮は「小説家?」とツッコんでいましたが、なかなか様になっていたのが、大野と松本の忍び姿。顔も黒い大野は櫻井から「黒いから忍びまくってる。全然見えない!」と言われるほどのハマり役。しかしながら大野は、忍び役だからと右手で目元まで隠して走ったり、悪者と戦うシーンでは歌舞伎の真似をしたりと、大御所の前にもかかわらずふざけていました。

メンバーの侍や忍びの姿を見て、嵐の大河主演をますます切望してしまったのは筆者だけではないはず。でも、来年の大河はV6の岡田准一主演ですから、嵐が主演を務めるのはしばらく先になってしまうんでしょうか。

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