「翔くん、迷彩着すぎじゃないですか～？」って忠告できるのは風磨だけなので、頼む

グループの中では気だるそうな素振りから“ヤンチャ系”として知られるSexy Zone菊池風磨と、『NEWS ZERO』（日本テレビ系）のキャスターを務めるなど“優等生キャラ”のイメージが強い嵐の櫻井翔。一見すると正反対の2人ですが、櫻井は事務所・慶應義塾大学ともに後輩にあたり、父・菊池常利が嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」の歌詞を「J＆T」名義で作詞したという接点もある菊池に縁を感じているようで、これまでもプライベートでの交流を明かしていました。

「Myojo」2015年3月号（集英社）で対談が実現した際には、菊池が「翔くんの言葉はいつも胸に響いてます。特に仕事の現場でかけてくださる言葉は印象に残ることが多くて」と、2013年の『NHK紅白歌合戦』や昨年の『FNS歌謡祭』（フジテレビ系）で櫻井の存在に助けられたことを明かしていましたが、Sexy Zoneが3月15日～5月28日まで開催していたコンサート『Sexy Power Tour』でも、櫻井の言動に大きく心を動かされたそうです。

「Wink up」2015年6月号（ワニブックス）で菊池は、

「オレらのライブに（櫻井）翔くんが観にきてくれたのね。本番後、翔くんのところにあいさつしに行ったら『待ってるから、ほかの人にあいさつしてきな』って言ってくれて。翔くんが、わざわざオレのことを待ってくれるなんて、どえらいことだよ!?」

と、櫻井の大人な対応に恐縮していました。櫻井が訪れたのは、横浜アリーナで行われた3月27日の昼公演で、菊池のソロ曲「20-Tw／Nty-」を披露する場面で紹介されたよう。そして菊池はさらに同誌で、

「そのあと、翔くんのもとに戻ったら、コンサートの進行表を見ながら『ここは、こうしたらこうなるよ』っていろいろアドバイスしてくれたの！　どれも“なるほど！”って目からウロコのことばっかりで、さっそく変更したよ。ホントに感動したし、オレもそういうところマネしたいなって思った」

と、舞台裏のエピソードを告白していました。ただ後輩を気遣うだけでなく、コンサートを見た上で具体的なアドバイスをくれた櫻井に感銘を受けた菊池。自身も後輩のステージを見たときは「ちょっとした感想」を言ってあげるなど、櫻井の姿勢を見習うと語っていました。

また、菊池は「ポポロ」2015年7月号（麻布台出版社）で同ツアーを振り返る中でも、櫻井の名前を出しています。メンバーの松島聡とパフォーマンスした「雨だって」という楽曲に関して、

「正直言って、ツアーが始まる前は、あんなコミカルでかわいいステージに二十歳を超えた僕が耐えられるかどうか不安だったんだけど、見にきてくれてた翔くんも、『「雨だって」は正解だった』と言ってくれて安心したよ。『お前は照れるだろうけど、見てる側は本当に笑顔になるから、ツアーの最終日までふりきってやるべきだ』って言ってくれて」

と、櫻井から貰った心強い言葉を紹介していました。

一方、そんな菊池は、先輩・櫻井から受けた優しさを受け継ごうと動いているよう。ジャニーズJr.の半澤暁が5月9日の『ジャニーズ銀座2015』昼公演で明かしたところによると、前日に同公演を観劇した菊池から、「感想やアドバイス」の長文メッセージがチャットアプリ・LINEを通じて送られてきたとか。デビュー組として活躍している菊池からアドバイスをもらうことは、Jr.にとってもいい励みになるはず。

櫻井が33歳、菊池は20歳と一回り以上の年齢差がある2人。第一線で活躍する2人が刺激し合うことは、自身の活動はもちろん、他の後輩への波及効果で事務所全体のレベルアップにつながりそうです。