1月28日に発売された加藤シゲアキの小説家デビュー作『ピンクとグレー』（角川グループパブリッシング）が好評を得ています。オリコンのBOOK（総合）週間ランキングでは、4位（2012年02月06日付）、6位（2012年02月13日付）、8位（2012年02月20日付）と徐々にランクを下げてはいるものの、いまだ10位以内にランクイン。アマゾンのカスタマーレビューでも、星は4.5と高得点をマークし、「才能がある」「どんどん引き込まれる」「泣きながら読んだ」という賞賛の声が寄せられています。

また、著名人からも絶賛のコメントが寄せられています。書評家の杉江松恋氏は、NEWSがどんなグループか知らずに読んだとしながら、「ページを開くときに抱いた予感は裏切られず、むしろ予想を上回るほどにおもしろく読むことができた。新人の作家としてここまで書ける人は珍しく、素晴らしい筆力だと思う。次回作、もちろん出れば楽しみに読むだろう」「新人作家・加藤シゲアキのデビューを祝福する。よい小説を読ませてもらいました」と評しています（インターネットサイト「ウレぴあ総研」より）

さらに爆笑問題の太田光は、「加藤、おもしろいよ、よく書いたな」とコメント（TBSラジオ『JUNK 爆笑問題カーボーイ』より）。ラッパーのライムスター宇多丸氏は、「立派な処女作。NEWSにいる人がこういう目線を持ってるのかという衝撃もあるし、今やってる人がこれを書くという勇気と知性。お世辞じゃなくおもしろかったです」と語っていました（TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』）。ちなみに宇多丸氏は、櫻井翔のラップを高く評価したことでも有名です。

ジャニーズアイドルが書いた作品としてだけでなく、いち新人小説家として注目されている加藤シゲアキ。早くも次回作に取り組んでいるとのこと。楽しみですね。