これまで、後輩から慕われていることがわかるエピソードを数々披露してきた、NEWSの増田貴久。先日も後輩と食事に行ったそうで、4月5日深夜放送のラジオ番組『KちゃんNEWS』（文化放送）では、その際に起こったなんとも信じがたいミラクルなエピソードを披露した。



　番組内でパーソナリティである小山慶一郎が、「最近ツアーのリハーサル終わりで、（ジャニーズ）Jr.たちと食事行ったでしょ？　おごった？」と質問をすると、増田は「結構な人数だったけど、おごった。だって一人が“増田くん今日ご飯どうですか？”って言ってきてさ、いいよって言ったら“みんな、良いってー！”ってなったんだもん」とJr.たちのしたたかさを嘆く。結局焼き肉屋に行き、「好きなの食べて、飲んで」と先輩らしくおごったそうだ。さすが後輩からの支持が高い増田である。

　しかし、事件はここから起こる。増田は「増える田の増田で領収書ください」と会計をし、釣りや領収書が手元に戻ってきた。ふと領収書を見ると、その宛名に“フェルタム増田様”と書かれていたそうなのだ。どうやら店員が「増える田」を「フェルタム」と聞き間違ったらしい。それを見たJr.たちは増田を“フェル兄”と呼びだし、最終的に「フェル兄さんごちそうさまです！」といって帰っていったとのことだった。まさにミラクルである。芸能人は“持っている”とよく言われるが、見るからに純日本人の増田の領収書をカタカナで書くというここまでのミラクルは、なかなか起こらないのではないだろうか。

　これまでも、さまざまな逸話を生み出してきた増田。例えば、所属タレントを一律“YOU”と呼ぶジャニー喜多川社長から、増田だけは“お前”“あいつ”と呼ばれていた話は有名だ。また、Kis-My-Ft2がJr.内ユニットとして誕生した際、既にデビューしていた増田がメンバーの代役をやったことも。しかし事務所内での話であれば、キャラや立ち位置の話で済んでしまう。だが、今回は普通の焼肉屋での出来事だ。これまで“事務所内でぞんざいに扱われているキャラ”であった増田は、ある意味自身の運でそのキャラを引き寄せていたのかもしれない。

　こうして、新しい呼び名を手に入れた増田。今後も爆笑エピソードを増やし続けていけるよう、フェルタム増田には頑張ってほしいものである。