来年2017年1月6日にバラード曲を集めたベストアルバム『Ballad Selection』をリリースすることを発表し、今年の大みそかには『NHK紅白歌合戦』に初出演するなど、華やかな20周年アニバーサリーイヤーとなっているKinKi Kids。2人が交互にパーソナリティーを務めるラジオ番組『KinKi Kidsどんなもんヤ！』（文化放送）の11月28日深夜放送回には、堂本剛が登場。20周年の活動に関して、改めて自身の思いを語っている。



　同番組の5月16日放送回では、「世の中は“何周年だなんだこうだ”というときに、盛大にやってるイメージがありますが、盛大にやることが本当に周年なのか？　そういう気分も僕の中にありまして。本当にファンの人たちと僕たちとだけがお祝いできればいいのでは、という感情のほうが重要だなと。だから『外』の人たちに伝える話でもないのかな」とスタンスを語っていた剛。大々的な活動をせず、このままひっそりと20周年を終えてしまうのかという不安もファンの間ではよぎっていたようだ。

　しかし、実際には「薔薇と太陽」「道は手ずから夢の花」の2枚のシングル、アルバム『N album』のリリース、そして17年ぶりのアリーナツアーを開催。同ラジオの11月28日放送回で剛は、これまで発表してきた楽曲に関して「この曲を、2人がね、こういう曲いいなって言うことがやっぱり大事で。2人がいいと思ったものを、形にできることがやっぱり大事」と語っていた。