7月7日深夜に放送された『タモリ倶楽部』（テレビ朝日系）に、KinKi Kidsが登場した。この番組は、タモリの司会で34年続く長寿番組で、深夜番組らしいマニアックな企画と、番組全体のユルい空気感が人気である。

　KinKi Kidsはこの番組に度々出演する、数少ないジャニーズアイドルでもある。最近も、2016年10月7日深夜放送の回に堂本光一が登場し、東京・目黒区にある放送機器を取り扱う会社を訪問するという企画が行われた。さらに光一は、12年に放送された同番組の人気コーナー「空耳アワー」のVTRにも登場。ほんの一瞬の出演であったが、放送を見ていたファンを騒然とさせていた。一方、堂本剛も15年5月8・15日深夜に放送された同番組に登場。道端に落ちているものを拾い観賞して楽しむという、かなりマニアックな放送内容に戸惑うファンの声もあった。



　すっかり『タモリ倶楽部』の“常連”となったKinKi Kidsだが、7月7日深夜の放送では2人揃って登場。ボウリングの“両手投げ”をプロから学ぶというもので、これまたゴールデンタイムに放送されている番組ではやらないだろう、超マニアックなテーマが放送された。その中で、KinKi Kidsがこの番組の常連になった理由がわかるような場面が多々あり、ファンからも笑いが漏れていた。

　登場から早速、「ボウリングといえばKinKi Kidsということで」（光一）、「最初あの……KinKi Kidsって名前か、ボウリングかどっちかだったんです」（剛）と適当な発言を連発。実際のところ、タモリが「久しぶりにやるんじゃない、ボウリングは」と聞くと、2人とも「全然やってないです！」と素直な回答をしていた。さらに、芸能界入りする前にボウリング場の支配人をしていたというタモリが専門用語を口にする横で、ポカンとした表情を浮かべる2人。正直な反応から、KinKi Kidsは“ボウリングど素人”であることが判明してしまったのであった。