「硝子の少年」誕生のきっかけは、たまたまテレビにKinKi Kidsが映ってたから!? 作詞家・松本隆が制作秘話を明かす

2017.7.24

今でもキンキは硝子のように美しいよ……!(拝む)



 今年でデビュー20周年を迎えるKinKi Kids。7月15~16日には横浜スタジアムにて20周年記念イベント『KinKi Kids Party!~ありがとう20年~』を行ったが、堂本剛が6月に突発性難聴を発症したため、ステージには堂本光一のみが登場。しかし、TOKIO長瀬智也、嵐・相葉雅紀、松本潤らジャニーズアイドルたちが多数駆けつけ、会場を盛り上げていた。



 さらに、12日には38枚目となるシングル「The Red Light」をリリース。初週に約20万枚を売り上げるヒットを記録しており、これは2006年に発売したシングル「Harmony of December」以来、10年7カ月ぶりの大台突破となった。大盛り上がりのKinKi Kids20周年だが、その原点となった彼らのデビューシングル「硝子の少年」(1997年)の作詞を手掛けた松本隆氏が、19日発売の雑誌「an・an」No.2062(マガジンハウス)でインタビューに答えており、ファンの反響を呼んでいる。

 松本氏はKinKi Kidsがデビューする前、ジャニーズ事務所のスタッフから「すごい大物の新人がいるのでよろしく」と声をかけられていたそう。しかし、それ以上KinKi Kidsについての情報はなく、「最初はなにも浮かばなくて、どう攻略していいかわからずに苦しんでいて」と、産みの苦しみが強かったことを明かしている。そんな時、松本氏は自宅のテレビに映ったKinKi Kidsをたまたま見かけ、「この子たち、硝子だな」と直感したそう。「『硝子の少年』というタイトルが浮かんだら、そこからワーッとできちゃった」とのことで、一瞬のひらめきが大ヒット曲につながったようだ。

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