【オタクの人生を狂わせた“亀梨和也”という男について】第1回 バンド・二次元オタクの私が、『Follow me』に行ってしまうまで

2017.10.30

 はじめまして、「特盛」と申します。しがないアラサー社会人、ライトなKAT-TUNファンになったばかりでございます。

 突然ですがこの度、亀梨和也ソロコンサートツアー『The一(ファースト)~Follow me~』に行って参りました。人生初のジャニーズコンサートに度肝を抜かし、「こりゃとんでもねぇもん見ちまったぞ!」と気を狂わせていたら、なんとレポートを書くことになってしまった次第であります。気が狂ってやがる。ということでしばしお付き合い頂けると幸いです。



 そもそもまず、「お前は誰やねん」という話なので、今回は簡単に自己紹介から。私は元々アイドルよりもバンドが好きでして、10代をほぼL'Arc~en~Cielやビジュアル系に費やし、20代でASIAN KUNG-FU GENERATIONを入口にロキノン系に走って音楽フェス三昧。今もたまにライブハウスに行く程度に、音楽を聞いています。

 その他の趣味として、アニメやマンガの二次元ジャンルは、現在ブラウザゲームをメインにプレイしており、毎年夏と冬は“オタクの祭典”こと「コミックマーケット」にサークル参加しています。とにかく気が狂いやすい傾向があるので、自転車競技を題材にした作品『弱虫ペダル』にハマってロードバイクを買い、日本刀を擬人化したゲーム『刀剣乱舞』にハマって刀の展示のために全国行脚する……そんなオタク女の1人です。

 ジャニーズとは無縁そうな自分が、なぜジャニーズの世界に足を踏み入れたのか。自分と音楽の趣味は違うから聞かないけれど、かといってジャニーズのことをまったく知らないというワケでもなく。そもそも世代的に、ジャニーズは小学生で“誰もが通る道”でしたし、SMAPとV6で育ち、「Myojo」(集英社)などの雑誌を親に買ってもらい、ふろくのポスターを部屋に飾っていました。

 そこからバンドブームの流れがきたので一旦ジャニーズを卒業。とはいえ、現在まで友人・知人にジャニオタが一定数いたのと、テレビでも毎日のように見かけるので、興味の有無に関わらず、「だいたい有名な人は知ってるよ」といった具合。ジャニーズが出ているバラエティや音楽番組は見てて楽しいし、毎年大晦日に行われる『ジャニーズカウントダウン』(フジテレビ系)の放送は家族で見るし、日常的にお茶の間で見かけない日はない、という感じです。ただ社会人になってから、ジャニーズに“ハマる”可能性があったかと言われたら、正直自分にはないだろうと思っていました。

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