『Mステ』でボカロ曲を推した嵐・二宮和也の影響で、ファンもボカロ好きに!?

2016.5.24

『Mステ』でボカロ曲を推した嵐・二宮和也の影響で、ファンもボカロ好きに!?

「ん~、ボカロというよりピアニストに興味あるんだけどな~」

 5月20日に放送された『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、嵐とA.B.C-Zが登場。「アーティストが選んだとっておきの切ない1曲」のコーナーでは、嵐5人とA.B.C-Z橋本良亮がそれぞれ思い入れのある楽曲を紹介したのだが、二宮和也が選んだある曲が話題となっている。

 動画投稿サイトで聞いたというピアノ曲を紹介した二宮だが、原曲がボーカロイドの楽曲ということで、ファンは驚き。「六兆年と一夜物語」という、総再生回数800万回を超える有名曲で、二宮は「投稿サイトで見た子がすごかったんですよ。まだプロみたいな感じじゃなくて、普通に弾いてる子だったんで、それに感動したんですよ」と、前のめりになりながら力説。楽曲もさることながら、演奏していたアマチュアのピアニストに強く魅了されたようだ。

 二宮とボーカロイドというと、あまり接点がないように思えるが、以前本人がその魅力を語っていたことがある。14年10月に放送されたラジオ『bay storm』(bay fm)では、「最近は、ボカロとかよく聞いてますね」と切り出し、「すごい」「楽しい」を連呼しながら、ボーカロイドによって作られた楽曲のカバーをよく聞いているのだと語った。そのカバーをしている一人が、まらしぃ氏というピアニストだそうで、二宮は「その人がすごいの。正確にはその人“を”聞いてるっていうこと。その人のやつを聞きたいがために、オリジナルすげえ聞いてるっていう」と、ボーカロイドのちょっと変わった楽しみ方を明かしていた。

 そして、同年に発売された嵐の13枚目のアルバム『THE DIGITALIAN』に収録されている二宮のソロ曲「メリークリスマス」には、まらしぃ氏がピアノ演奏で参加している。“菜食主義(ベジタリアン)”に引っかけた造語“デジタル主義(デジタリアン)”がアルバムのコンセプトだが、「(デジタルを)アナログに直してる人もデジタリアンだなって」と解釈した二宮が、直々にオファーしたのだとか。まらしぃ氏を通じてボーカロイドに親しむようになったのだろう。

 『Mステ』を見たファンからは、「ニノってボカロ好きだったんだ、意外」「ゲーム好きなのは知ってたけど、ボカロも聞くとは」という声も上がっており、中には「『六兆年と一夜物語』はニノの曲」と主張して、ボーカロイド好きを怒らせている人も出現。しかし、曲を聞いて魅力を確認しているファンも多いようだ。

 ゲーマーでインドア派の二宮だが、ファンに新しいジャンルの文化を運ぶのには一役買っている。ハマると一直線な性格のようだが、次はなにに夢中になるのか、非常に気になるところだ。

コメント

  1. Futiang より 2017年5月26日 6:01 PM

    ボカロ好きのどこが悪いんだ?? そんな事で議論する方が馬鹿げてる。陳腐化した芸能界、歌謡曲ファンどもの一部か。この曲は 虐待されてる子供達の悲しみを歌っている。・・・それを蔑む、忌避するような輩の方が良識の無い偏った変人。儲け主義・事なかれ主義の偏狭な芸能界では淘汰されてしまうものが世の大勢をしめるネット文化では普通に広がってる。地上波TVと電通支配の芸能界は末期的だね。

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