『ZERO』でのリーダー論が絶賛された嵐・大野智、メンバーから見た「リーダー大野」は?

2016.6.16

『ZERO』でのリーダー論が絶賛された嵐・大野智、メンバーから見た「リーダー大野」は?

あの日のジャンケンがこんな未来につながるとは思いもしなかったよ……!!!

 6月13日に放送された『NEWS ZERO』(日本テレビ系)にて、独自のリーダー論を展開した嵐の大野智。主演ドラマ『世界一難しい恋』(同)でホテルの社長役を演じる彼に、インタビュアーの櫻井翔が撮影現場での様子を聞くと、「端っこにいるよねそりゃ」「(周りが)盛り上げてくださるから。(自分で)仕切ることはできない」と、控えめな回答。しかし、最終話の収録に参加した櫻井は、スタッフから慕われる大野を見て、「真ん中に、あなたいるじゃない。見てて『座長なんだなこの人』って思ったけどね」と、大野の周りには自然と人が集まってくるのだと明かした。

 周りのフォローがあるからこそ、嵐というグループも、ドラマの主演もできるという大野。「引っ張っていくようなリーダーではない」と飾らない言葉で自分を評する素直さが、言葉とは裏腹に彼の器の大きさを知らしめることとなり、ネット上の反応を見ると、ファンを中心に好感を得たようだ。

 では実際にメンバーや共演者は、“リーダー大野智”をどう見ているのだろうか。過去の発言を振り返ってみよう。

 グループ最年少の松本潤は、2012年に発売された「女性セブン」(小学館)の中で大野について、「自分の意見を押し付けず、人の意見を聞いて『それやってみようか』と、かまえていてくれる」と語っている。また、09年に発売された「POTATO」(学研プラス)でも、「もし、(リーダーが)ガチガチで締め付けるタイプだったら、こんなに長くグループは続かなかったと思うよ」というように、大野の鷹揚さがグループにプラスに働いているよう。

 櫻井も同じ意見のようで、13年に放送された『あたらしあらし』(フジテレビ系)で、メンバーを仕切ることが多い櫻井がリーダーでないのはなぜかと聞かれ、「そういうやつがリーダーになると、ワンマンになっちゃいそうじゃないですか」と返していた。ジャニーズJr.のころから大野を尊敬している櫻井は、「あの人(大野)は歌もうまいし踊りもうまいし字も上手だし絵もうまいし、才能は誰もが認めるところだから、“背中で語る”じゃないけど、そういうとこでリーダーでいてもらって」と、大野のアイドルとしての資質=リーダーの資質だと語っていた。

 また、00年から2年半、ラジオ『嵐音』(TOKYO FM)で嵐と一緒に番組を進行していたやまだまさし氏は、大野を「メンバーが最高に光れる環境を常に考えて、自分を犠牲にしてでもそれを作れるヤツ。新しいタイプのリーダーかもしれない」と評している。

 『ZERO』では、「いろんなタイプのリーダーがいてもいい」と語っていた大野。自然体でいるからこそ、メンバーの能力を引き出し、メンバーから尊敬され、スタッフから慕われるリーダーへと成長していったのだろう。これからも、ゆるい雰囲気をまとう“新しいリーダー像”として、後輩たちの手本になるような存在でいてほしい。

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