「僕の格好を真似することは必ずしも正解ではない」、堂本剛がファッション論を語る

2012.3.17

<アイドル誌チェック!!>

「FINEBOYS」4月号(日之出出版)は、約1年ぶりに生田斗真が表紙を飾っています。8ページまるごと生田のブックインブック「お待たせ、生田斗真!」では、春に大活躍する軽やかなアウターを生かしたコーディネートを提案しています。どんなにカジュアルなスタイルでも上品に見えるのは、生田の端正な顔だちがあるからかもしれません。

プライベートのファッションは、「やっぱりラクチンなのがいちばん!」という生田。ジャニーズの中では特にすごく「おしゃれ」というイメージはありませんが、中学か高校生くらいからファッションに興味を持ち、社会に出てからは先輩が着ているジャケットを見て「どこのブランドのものかな~」と思うことが多かったというから、実は洋服へのこだわりはかなり強そう。特にTシャツにはこだわっているそうで、「自宅のワードローブには、“白”か“黒”のTシャツしかない!って言ってもいいくらい」「気に入ったTシャツを見つけると、2枚買いすることもありますよ」と語ります。また、デニムも好きで捨てられず、増える一方だとか。後輩にあげることもあるそうですよ。誰にあげているのか気になります。アクセサリーはあまりゴチャゴチャ付けずに、時計で差をつけるのが生田流。「大ぶりでゴツめのフェイスが好きです」とのこと。Tシャツやデニム、時計といったベーシックなアイテムにこだわって自分流に着こなすとは、おしゃれ上級者の自信を感じます。

最新主演映画『僕等がいた』の原作マンガでは、生田演じる主人公の矢野は、ジーンズにゴツいナイキのスニーカーを履いて、デカいパーカをはおるなど制服を大胆に着崩していますが、「実写化するにあたって原作に寄せつつもやりすぎないように、ルーズすぎないパンツにアレンジしました」とのこと。高校生から社会人へ、矢野の成長とともに変化していくファッションも見どころのひとつですね。ぜひチェックしてみてください。

ファッショントークといえば、堂本剛の連載ページ「気ままなオフ・スタイル 宇宙人に逢いたい」も今月はファッションがテーマ。青山にあるブランドショップを訪ねています。ここはサイズ展開がとても細かく、子ども服のような140や160といったものも揃えているそう。作り手側からすれば、バランスを崩さずに細かくサイズを調整するのは手間がかかり、同じサイズを大量生産するほうが簡単に違いありません。しかし、そこにあえて挑んでいる点に剛は感心したようで、「ファッションや音楽、どの分野にも大変とわかっていても丁寧に作るプロがいるんだなと思うと、同じクリエイターとしてすごく嬉しいです」と語っていました。

さらに、「服は自分を合わせるものではなくて、自分に合うものを選んで着るというのが本来のあり方」「『自分の体に合うかどうかは微妙なところなんだけど流行っているから着る』というのではなくて、自分の感性に正直に選べるといい」「ありがたいことに僕の格好を真似したいって言っていただけることもありますが、それが必ずしも正解ではないと思うんです」とファッション論を展開。剛にしか着こなせないそうにない、あの超個性的なファッションの秘密を垣間みることができる内容となっています。ちなみに、剛はレディースもこだわりなく着るそうで、かなりフェミニンな質感と形のチュニック(?)のような服を手に持って合わせている写真も掲載されています。レディースは女性のものといった固定概念を軽く飛び越え、それがまた似合ってしまう剛、さすがオシャレです!

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