11月17日放送の『チューボーですよ！』（TBS系）に近藤真彦がゲスト出演しました。この日のメニューはハンバーグ。まずは玉ねぎを刻みます。日ごろから料理をするという近藤はなかなかの包丁さばきを見せながら、「僕、野菜の中で1番好きなのが玉ねぎです。うちは冷蔵庫の横の物置き場に、玉ねぎが30個は置いてあります」。一般的にカレーを作る時は玉ねぎは最初に炒めて、ほかの野菜と一緒に煮込んでしまうわけですが、玉ねぎ大好きな近藤は、カレーが仕上がる5～10分ほど前に新しく玉ねぎを刻んでまた入れるそうなのです。さすが、玉ねぎ好きならではの発想ですね。

また司会の堺正章から、「奥様の特徴的な料理」を聞かれると、「トマトソースの鶏肉煮」と答える近藤。それは「鶏肉のトマト煮」ということでしょうか？　近藤はそれにもやっぱり玉ねぎを入れるそうで、付け合せのサラダにも玉ねぎ。そしてスープの具も、ベーコンと玉ねぎなんだとか。血液をサラサラにすると言われる玉ねぎ。近藤の若さの秘訣は玉ねぎの大量摂取にあったのかもしれません。

近藤は夫人の手料理について、「繊細にしようとするんで、時間がかかるんですよね」と話します。一刻も早くビールが飲みたい近藤は料理のでき上がりが待てず、一生懸命作っている夫人に向かって「どきなさい。遅い遅い！」と言って、なんと料理作りを交代するそう。これを聞いた堺は「そういうのよしなさいよ。そういうところからヒビが入ってくるんだから」と忠告。ごもっともです！

続いてはパテ作り。近藤はボウルの中をかきまぜながら5歳の息子について語りました。48歳の近藤は、今年初めて息子の運動会に参加。ほかの若い父親に負けまいと、朝から栄養ドリンクをドーピング。気合を入れて体を温めていたらしいのですが、終わってみれば父親の出番は一切なし！　取り越し苦労だったそうです。また息子の顔がどちら似か聞かれると、「堺さんに似ちゃって」と近藤。「生まれてきて初めて顔見た時に『うわぁ～！』と思って。第一声が僕、『マチャアキみたい……』」。生まれたての子どもは大体マチャアキ似ですが、5歳になった今も似ているのでしょうか？

また、「子どもに教えられたこと」について尋ねられると、自転車の特訓エピソードを話し始めます。「自転車を教えてる時に、親が必死になっちゃうじゃないですか。（息子は）補助を取って、まだ自分の力じゃ踏み出せないんです。だから坂道の上から……」。そう、支えていた手を離したのだそうです！　当たり前ですが息子は「こわーい！」と言い、その反応を見てようやく「ああ、これは怖いんだ」と教わったのだとか。もっと感動的な話が聞けるのかと思いきや、とんでもない特訓法にスタジオは爆笑。

近藤は4年ほど前からトライアスロンを始めたそう。3.8km泳いで190km自転車、最後にフルマラソン42kmをこなすそうなのです。その間、一体食事はどうしているのかというと、自転車にスナックなどの栄養食材を貼り付けておき、自転車で走りながらおにぎりや大福を頬張るのだそう。玉ねぎの効果か、アラフィフとは思えぬ体力です。

デミグラスソースや目玉焼きを添えた美味しそうなハンバーグができ上がると、全員で試食し近藤が採点。オーブンの中で肉汁があふれ出してしまった堺のハンバーグに付けた星は「0.5」でした。近藤はパテを成形する段で堺が作ったものをグシャッと握ってバッドの端によけ、代わりに自分のものをドンと置いてみたりと、終始天真爛漫。せっかちな面や豪快な子育てエピソードも飛び出し、やはり超人気アイドルとして駆け抜けてきたジャニーズの長男坊は、家庭でももうどこかフツーじゃない様子でした。