京本政樹の息子、ジャニーズJr.京本大我がすでに「行き詰った」!?

2012.11.24

SMAP中居正広が司会を務め、ゲストたちの言動を心理分析集団“ココロジスト”が観察し、深層心理に迫るトークバラエティ『ナカイの窓』(日本テレビ系)。11月21日は2世芸能人特集ということで、俳優・京本政樹を父に持つ、ジャニーズJr.の京本大我がゲスト出演しました。

オープニングトークで、ゲストMCのおぎやはぎ・矢作兼から父親について聞かれた中居。なんと父親とは2週間に1度遊んでいるそうで、その内容は「麻雀やったり飲んだりご飯食べたり」。「すっごい仲良い!」と語ります。先日も泊まりに行って、朝ご飯を定食屋さんで食べたとうれしそう。この歳で父親とそんなに頻繁に会うなんて珍しいですよね。

その後、2世タレントでおなじみの東貴博や仁科仁美、また曽祖父が夏目漱石だというミュージシャンのEmiら5人と共に登場した京本。口をギュッと結びキョロキョロと周りを伺う表情からは、緊張がヒシヒシと伝わってきます。この番組ではゲストが自ら席を選ばなければいけないのですが、緊張の面持ちの京本が選んだのは意外にも中居の真正面。その理由を尋ねられると「中居さんと同じ事務所なんで、中居さんの顔をちゃんと見たいなって」と答えますが、大先輩のはずの中居が「よろしくお願いしますぅ」と京本にお辞儀。「お父さんが偉ぇから、なんか偉そうだなって」と中居は気を遣っている風でしたが、恐縮した京本は顔の前で左手を振ってそれを否定。とにかくペコペコ頭を下げていました。

スターの伝説の真偽を2世が証言するコーナーで、京本に問われたのは「京本政樹は家でも素顔を見せない」という伝説でした。メイクを施した美しい顔が定着している父。その素顔なんてまったく想像がつかないのですが、「それはウソですね」と京本。「さすがに家ではボサボサで、10年ぐらい同じジャージ着てたり、ヒゲも生えてたり」と惨憺たる現実を告白。いや、普通のお父さんならば当たり前の姿なのですが、父親はあの京本政樹です。実際に着用しているジャージの写真が画面に映し出されると、スタジオでも驚きの声が上がりました。

また中居が京本に、「この世界に入ってから、アドバイスとかもらうの?」と質問。すると京本、「行き詰まった時とかに、ちゃんとアドバイスくれます」と答え、これには中居も「もう行き詰まるの? 早くない? 行き詰まるの」といぶかしげ。中居が「オレが17の時、悩みナシだよ! 何にも考えてなかった!」と話すと、京本はかぶせるようにして「あ、でもそんな感じします」と無邪気にコメント。中居は笑っていましたが、まったく悪びれる様子がないところが2世らしいですね。

またスターのお宝を公開するコーナーで、京本は「大我ギター」と書かれた絵を持参。緑色の荒れ狂う波のような個性的な形で、下方にはトラ(タイガー=大我?)の装飾がされたそのギター。日付は2004年10月9日で、小学生だった京本が描いたものらしいのですが、この絵には仰天エピソードがありました。「お父さんに急に“自分でデザインしたギターを描いて”って言われて渡したら、誕生日の時にこれとまったく同じギターを作ってくれて」。画面に映し出されたギターを見てみると、本当にまったく同じ。中居は「ドラえもんだよなぁ? お父さんなぁ!」と言っていました。

続いて徳光和夫の息子・徳光正行が持参したお宝には、中居が大興奮。ファンの方ならば想像がつくと思いますが、徳光のお宝は王貞治の868本目、最後のホームランを打ったバッドでした。この伝説のバッドの値は推定800万円。白い手袋をしてバッドを握った中居は「だったら868万にすればいいのにね! でも868万だったらオレねぇ、買うかもしれないこれ。マジで」とテンションMAX。ここぞとばかりに素振りをしてみたり「どこで打ったんだろ~!」とバッドを見つめたり、その眼差しは少年そのもの。その時王が、バッドの先端ではなく中央に近い部分で打ったのを知ると中居は「つまらせんの、あえてね。松中(ソフトバンク・松中信彦)も言ってた! あえてつまらせて押し込むってね!」と眉間に皴を寄せ、大して興味もないであろうゲストに向かって熱弁します。

その後さらに清原和博の伝説の折れたバットが登場し、そのエピソードを徳光が語ります。すると中居、「オレも清さんにバットもらったことあるんですけど、『中居くんへ』って書いてある居が、井戸の井の字だったの」と悲しそうな顔。大好きな野球の話になると、一気に表情が豊かになる中居。わかりやすすぎです!

さて実のところ、徳光と中居は地元が同じ。徳光はよく東海道線で中居を見かけていたらしく、「中居くんが結構ガン飛ばして座ってるわけですよ」と話し始めます。当時の写真が映し出されると、中居の目つきは不良そのもの。カメラにまでガン飛ばしています。この時中居はすでにSMAP2年目にも関わらず、「東海道線っていうのは、一番前は僕らの高校の車両なの。なのに、入ってきたヤツがいたの! ソレと一回モメて、すっごいケンカんなった時あったわー!」。するとそれはなんと、「僕らだと思いますよ」と徳光。当時中居は「アイドルだからってナメんじゃねぇぞコノヤロウ」というスタンスでいたらしく、「アイドルだからって手ぇ出さねぇと思ったら大間違いだぞみたいな雰囲気をずっと出してた」そう。まさか高校時代に、あの徳光和夫の息子とケンカしていたとは思わなかったでしょうね。

話題を中居にさらわれて、終盤には2世エピソードもすっかり薄れてしまった今回。冒頭、東貴博が「2世はガツガツしない」と言っていましたが、京本は17歳にしてすでに「行き詰まった」と告白してみたり、もしや打たれ弱いのではと心配です。2世だからこその厳しさもあるだろう芸能界。もう少しガツガツしたところも見てみたいです。

コメント

  1.   より 2012年11月24日 5:27 PM

    バッド ではなく バットね

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