12月26日に放送された『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK BSプレミアム)は大忘年会。かつて光GENJIのバックダンサーを務めた「平家派」の面々(TOKIO城島茂、山口達也、国分太一、V6坂本昌行、長野博、井ノ原快彦)が、アルコール片手に2012年を振り返りました。
まずは今年1~3月のジャニーズタレントの活躍と世の中の出来事をVTRで振り返ります。森田剛の主演舞台『金閣寺』や堂本光一の『Endless SHOCK』900回公演達成などの話題が並ぶ中、メンバーが注目したのがA.B.C-Zのデビュー。国分がVTRを見ながら「僕ら、A.B.C-Zあんまり知らないよね」と言ったかと思えば、山口は終始モリモリ食べながら「デビューした後輩、いたんだね」と衝撃発言。そもそも認識すらされてなかったA.B.C-Z。切なすぎて涙が出そうです。
またA.B.C-Zの平均年齢が23.6歳ということについて、「(20代)中盤から後半になりかかってるから」と井ノ原が言うと、デビュー時24歳だった坂本は「良かったね~!」と顔を歪ませ本気で同情。ここで応援モードに切り替わるかと思いきや、今度は城島がA.B.C-Zを「いわゆる僕らで言う『アクロバット要員』? バック転だけでチラッと最初だけ映るような」と悲しいカテゴライズ。その後「彼らはきちんと自分たちのポジションを確立したってこと」とつなげていましたが、ジャニーズのシビアな世界が垣間見えました。
続いて4~6月を振り返ります。長野は雑誌「Tarzan」(マガジンハウス)に連載「なっとくめし」をスタート、坂本も情報番組『ノンストップ』(フジテレビ系)で料理コーナーを持つなど、異色な活動が光りました。長野が今年訪れた飲食店はなんと1,000軒超え。食へのこだわりは年々増しているように見えますが、婚期もどんどん遠のいていそうです。
また今年は井ノ原がキャスターを務める『あさイチ』(NHK)が3年目に突入。月曜から金曜まで生放送、それを3年も続けていることについて、国分が「ぶっちゃけ『今日めんどくせーな』みたいなことあんの?」と聞くと、「あるね」と井ノ原。正直な回答にほかのメンバーは「人間だもの!」と相田みつをよろしく返しますが、井ノ原のスタンスはもはやサラリーマン。金曜が終わると「終わったー! 飲むぞー!」となるそうで、それは言うなれば「タモさん気分」。ぜひご長寿番組にしてほしいですね。
また坂本は6月にサスペンスドラマ『捜査線上のアリア』(フジテレビ系)に出演。すっかりミュージカルの人となった坂本は舞台での発声法が抜けず、ドラマの現場で「坂本くん、目の前に人がいるんだよ」と言われてしまったのだとか。困った坂本は岡田准一に相談。すると岡田は「坂本くん、会話だよ?」とサラっと返してきたそうです。
同様に、6年振りに映画『だいじょうぶ3組』(2013年公開)で主演を務める国分も、芝居について長瀬智也に相談。すると長瀬も「相手の雰囲気に合わせればいいんじゃないっすか?」とクールな回答。山口は「みんなグループの最年少に相談してる」と笑っていましたが、坂本も国分も「めちゃめちゃかっこいいよね!」「なるほどと思ったもん!」と年下メンバーを賞賛。いい関係です。
そして7~9月には、新生NEWSの始動や、関ジャニ∞のデビュー8周年記念イベントなどがあり、V6は40枚目のシングルをリリースしました。国分から、現在のV6の関係を聞かれると、「新しい空気が流れてるかもしんない」と坂本。その「新しい空気」は今年6年振りにフルアルバムをリリースしたTOKIOも感じているようで、「僕らが新鮮なのは、メンバーが作った曲で、『こいつこんな感じになってきたんだ』とか、そういうのが会話しなくてもわかるようになった」と国分。中でも長瀬の歌詞には驚かされるそうで、「時々あいつ、何人なんだろうっていう日本語使う時あるんだけど、歌詞見るとしっかりしてるんだよね。あいつが一番ブレないよね。『考えの柱』っていうのがデカイから」と語ります。
すると坂本も、「ブレない人」として森田の名前を挙げます。が、井ノ原は逆に森田の「変化」を実感。メンバーに一斉メールをすると今一番早く返してくるのは森田だそうで、しかも舌をペロッと出した絵文字つき。先日も井ノ原は、森田が「昔の知り合い」と名乗る人物に話しかけられている場面を目撃。昔の森田ならば不快感をあらわにしていたのに、その時森田は「どうも! どうも!」と笑顔で対応したそうなのです。このエピソードには平家派メンバーも「すごいね!」と感動。国分は「剛を持ち上げる番組みたいになっちゃってる」と言っていましたが、森田の株は間違いなく上がりました。
そして10~12月。入所15年目の風間俊介が出演する朝の連続テレビ小説『純と愛』(NHK)がスタートしました。井ノ原は「ホント良かった! ホントうれしい!」とコメント。2010年に舞台で風間と共演した坂本は、「彼のすごさは、技術。10何年間培ってきたものがやっとみんなに届いて、今こういう形になったと思う」と話し、風間の躍進をみんなが喜んでいました。
またこの頃、岡田准一が14年の大河ドラマ主演に決定。その会見の模様を見た面々は「何あの落ち着き!」と成長を実感。国分が「あんなデカめの風防(マイクのスポンジ)で落ち着いてる人はもう」と言うと、井ノ原が「タモリさん以来」と続け、一同大爆笑。井ノ原は『あさイチ』で大河の話題に触れるため、事前に岡田に電話したそうですが、返ってきたのは「何でもいいよ。何でも言って」とやっぱり落ち着き払った声。それはまるで「東くん(東山紀之)並み」だったそうです。
そして11月には、雑誌「Fine」(日之出出版)に山口が連載中の「Tatsuya’s Holiday Surf Trip!」が8年目に突入。忙しくて趣味の時間が取れない山口は「趣味を仕事にしよう!」と決意し、自らやりたいことを提案・実現したそうですが、一方、唯一の趣味だったギターが仕事になってしまったのが城島。しかし山口が言うに、「この人一番芸能人だよ」。というのも普段はものすごく大人しいのに、カメラが回ると元気になるから。国分の「普段は落ち葉みたい」という例えは、大変申し訳ないですがシックリきました。
またこの時期には舞台『JOHNNYS’ World』も開幕。ジャニー喜多川社長はやっぱりすごい! という話になると、井ノ原がジャニー社長からかかってきた珍電話を明かします。井ノ原が『あさイチ』のコーヒー特集で、「うちの弟はコーヒーに塩入れて飲む」と話したところ、番組終了後にジャニーから電話が。「僕ね、昔、アメリカ軍にいたでしょ? 毒を盛られた時に、コーヒーに塩入れて飲むと吐き出せるんだよ。YOUの弟、大丈夫?」と、弟が毒を盛られてないか心配されたのだとか。これを聞いたメンバーは、手を叩いて爆笑。ジャニーネタはいくら語られても尽きません。
さて、この日のプレミアムショーはV6。「ROCK YOUR SOUL」と「fAKE」を披露し、貴重なリハーサル映像も流れました。しかしながら、やはり特筆すべきは平家派と東山紀之の競演。成熟した平家派が「千年メドレー」のバックを務めるという、永久保存版のコラボが実現しました。
年末の忙しない時期、平家派のまったりトークに癒やされた方も多かったのではないでしょうか。来年はもっともっと、平家派の露出が増えるといいですね!
ar より 2013年1月22日 11:38 AM
ZIPでA.B.C-Zの握手会の模様とか取り上げてたのにね…
その日山口さんの日だったのに忘れてるとか…まぁ忘れるくらい忙しいんだろうね
まだ人気はあまりないけど、いつか世間に広く認知される日がくることを祈りながら応援してます(>_<)
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