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【ジャニーズJr.青田買い】振付師というジャンルの開拓者・屋良朝幸

2013.4.4

<ジャニーズJr.青田買い!>

――デビュー組のコンサートや歌番組出演に彩りを添えるジャニーズJr.。少年特有の美しさ、未完成なパフォーマンスは今しか楽しめない魅力。将来、キラキラのジャニーズアイドルとして輝くだろう彼らを今のうちに青田買い!

■今回の気になるJr.
<ジャニーズきってのダンサー&振付師>
屋良朝幸
(やら・ともゆき)

【性格・来歴】

1983年2月1日、千葉県で生まれた屋良。小学6年生になったばかりの95年4月、ジャニーズ事務所に入所、同期には滝沢秀明と今井翼の姿があった。オーディションでは不合格だったが、「目はキリッとして猫みたいだし、コケティッシュな魅力がある」とジャニー喜多川氏が声をかけ、コンサートに出ることになったとか。当時「やらえもん」「ヤラネコ」といったかわいらしいニックネームで呼ばれていたようで、今のようなニヒル感はなく、はにかんだような笑顔でファンを魅了していた。

90年代半ば~00年前半にかけては、ジャニーズJr.黄金期。99年に嵐がデビューするまでは、デビュー組はSMAPとTOKIO、V6、Kinki Kidsしかおらず、ジャニーズJr.だけで各地のドームを何日間もいっぱいにするほか、ゴールデン枠でのレギュラー番組もいくつか持つほどの勢いだった。そんな中、屋良は高位置をキープ。松本潤や二宮和也、山下智久といったいわゆるアイドル出世コースではなかったが、ダンスの評価は高かった。

入所当初のインタビューでは、宝物は「友達です」と純粋無垢な瞳で答えていた彼だが、高校生になると一転。茶髪にピアスとチャラ男キャラに変身。“若気の至り”と思っているようだが、当時は凛々しく成長したように思われ、新たなファンを増やした。

00年頃からは、事務所内でも1、2を争うダンサーに成長。02年12月に行われた『東山紀之DINNER SHOW』の参加メンバーにも抜擢された。03年『青木さん家の奥さん』にて初主演舞台を務める。06年からは振付師としても名前が挙がるようになり、堂本光一ソロコンサート『mirror』(06年)にて、「SNAKE」の振り付けを担当して以降、関ジャニ∞、嵐への振り付け提供が多くなった。

07年滝沢秀明がプロデュースする形で、ユニット“舞闘冠”が結成された。屋良を中心に、ダンスに長けた塚田僚一、千賀健永、浜中文一、山本亮太が選ばれ活動、コンバットのCMにも出演することができた。

10年11月上旬~11年1月中旬まで、“DANCE修行”を兼ねL.A.へ。「言葉の壁や文化の違いに触れ、今の自分には本当に何が必要か探す旅になった」と語っていた。最近は『Endless SHOCK』などジャニーズ事務所を代表する舞台で、出演するだけではなく振付助手としても参加している。

【人気の秘訣】

入所当初はふっくらとしたほっぺたに奥二重、それに屈託のない笑顔が評判だったが、成長するにしたがって、ビジュアル面でもさまざまなことに挑戦。ある時期は少し悪ぶった、茶髪のロン毛、またある時期はクールな青年。一流のダンサーでありながら振付師としての顔も持つなど、今までのジャニーズにいないタイプ。

【恋愛】

ジャニーズJr.でありながらとうとう30歳を迎えてしまった屋良。今まで恋愛のウワサもチラホラと聞こえてきたが、中でも10年、内博貴&笹本玲奈カップルと、松本まりかとの旅行はファンに衝撃を与えた。

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