吾郎さんを指導しないと、振りはそろいません！

＜アイドル誌チェック!!＞

嵐・松本潤主演の新ドラマ『失恋ショコラティエ』（2014年1月スタート、フジテレビ系）の撮影現場レポートや、次期大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014年1月5日スタート、NHK総合)に主演するV6・岡田准一の記者会見レポートなど、コンテンツの大半がジャニーズタレントの話題で占められている「オリスタ」（オリコン・エンタテインメント）12月9日号。

会見レポートのページには、KinKi Kidsとしての活動のかたわら、舞台『Endless SHOCK』を9月に終えたばかりの堂本光一が登場。先日、早くも来年2月・3月、9月・10月公演の製作発表が行われ、会見には光一とともにライバル役の内博貴、屋良朝幸も登壇しています。光一はきわどい演出が話題の昼ドラ『天国の恋』（フジテレビ系）に出演している内に対して、「内は昼ドラで熟女を抱いてるので、その色気をステージに持って帰ってくれると期待してます（笑）」とプレッシャーをかけ、内も「（女性の）オーナー役とそういうシーンがあればいいですね！」と答えて記者たちを沸かせたそう。ちなみに次回のオーナー役は森公美子に決まっているのですが、光一の期待にそえるシーンは出てくるのか、気になるところです。

ドラマ『独身貴族』（フジテレビ系）で活躍しつつ、今年も『2013 FNS歌謡祭』（12月4日放送、フジテレビ系）の司会を務めるSMAP・草なぎ剛。生放送直前の心境を語ったインタビューでは、当初は番組司会の経験がなかったにもかかわらず抜てきされたことに、「今も意外ですよ。“なんで僕なんだろう？　中居くんがやればいいじゃん！”ってすごく思います（苦笑）」と、ベテランらしからぬ弱気なコメント。

当日はSMAPとしても出演しますが、司会とアーティストとの気持ちの切り替えについて聞かれて「僕の場合、歌ってることも、お芝居してることも、ダンスしてることも全部奇跡だから（中略）実は未だに“なんで歌ってるんだろう”って思ってるんですよ」とぶっちゃけ！　そして話題はグループにもおよび、「SMAP自体が奇跡なんだよ！　振りなんか誰も合ってないのに、20何年も続けられてる」「ミスとか失敗が味になってきちゃってるでしょ？」と分析しています。“長くやってるロックバンドみたいな感じ”と例えていましたが、彼らがデビューから22年の長きにわたって人気を保ち続けている理由がなんとなく垣間見えたコメントでした。

今号の表紙を飾っているのは、4人体制になって初のアルバム『楔-kusabi-』を11月27日にリリースしたKAT-TUN。それぞれタキシードで凛々しい表情を浮かべたグラビアからは、新たな形で活動を続けていこうという4人の決意が伝わってくるようです。

今作では“本来のKAT-TUNのやり方にこだわりすぎない”ことを意識した結果、誰がどこを歌うかという歌割りなどもスムーズに進められたそうで「（変化が）二度目だからっていうのはあるかな。（中略）前の変化のときのほうが、すごい違和感があったから。それこそ、右利きを左利きに修正するくらいの」（亀梨和也）と、赤西仁脱退時の戸惑いを回想しています。

アルバム全体の雰囲気としては、大人になってステップアップした彼らにしかできないこともやりつつ、どこか初期KAT-TUNのような空気も残しているそうで「4人になったから、ああしなきゃ、こうしなきゃ！　みたいな焦燥感みたいなのはない。だって俺らKAT-TUNだもんな」（亀梨）、「俺らはいつも通りだけど、これが渾身の1枚であることは間違いない！」（中丸雄一）、「迷わず聴けよと」（田口淳之介）と断言できる自信作になったとのこと。アルバムを引っさげて12月30日・31日に大阪ドームで行うカウントダウンライブでは「今までのライブ映像を観返して来てくれてもいいかも。っていうドッキリはあります」（田口）など、これまでになかった演出を考えていることも匂わせていたので、KAT-TUNファンにとってはいろんな意味で待ち遠しい2日間になりそうです。