なんかのアニメに類似シーンがあったんじゃね？

今春から全国放送へと放送地域を拡大した『キスマイBUSAIKU!?』（フジテレビ系）。4月24日深夜放送回はEvery Little Thingの持田香織をゲストに迎え、「キスマイBUSAIKU!?　ランキング」では「大学の講義中、周りの人にバレないようにするキス」に挑戦しました。

ランキングの第3位は玉森裕太で、寝坊して授業に遅れたため彼女から講義内容を教わることに。と、ここで玉森のテクが炸裂。授業ノートを見ては、「ん？　どういうこと？」「こっちからこれ引いたらこれにならなくない？」などとわざと難しがり、彼女が「だから～」と顔を近付けたところでキス！　絶妙なタイミングに持田も「あーーーーーー!!!　これイイ!!」と思わず声を上げるほどで、「ちょっと来る（キスする）感じがあったじゃないですか。あの時間が良いですよね！」とコメントすると、玉森は「わかってらっしゃる！」と顔を赤くして喜びます。確信犯の玉森は、授業内容がわからない振りをしたことについて「あんなのオトボケですよ！　ギャップギャップ」と解説。例え計算づくでもここまでドキドキさせてもらえたら文句ありません。

また2位の北山宏光は、彼女から出欠カードをもらい記入したあと「じゃお疲れ！」と帰る振り。あわてて引き止める彼女に「冗談冗談」と笑い、そのノリのまま机の下で手をつなぎます。「どこ出た？　（先生）なんて言ってた？」などと小声で聞いたと思ったら、まずは不意打ちで彼女の頬にキス。そしてさらに周りを気にしながら今度は彼女の口にキス……。ランク付けをした一般女性からは「コソコソ感がたまらない」と高評価で、持田も「ここ（頬）だけなのかと思わせといて、（まだ）あるよっていうね！」と満足げ。頬から口へのキスの2段活用は男性視聴者の参考にもなったかも？

そして栄えある1位は安定の藤ヶ谷太輔で、まずは遅刻を謝罪。続けて「オレね、マイコに起こしてもらうのすごい好きなの」などと甘えて母性本能をくすぐったかと思いきや、「マイコのさ、そういう優しいとことかすごい好きなの」と今度はベタ褒め。その後は彼女が夜バイトだと知って「バイトかぁ……そっか……」とあからさまに寂しがります。その流れで彼女の手を握った藤ヶ谷は、少しだけ時間を置いたあと囁くように「マイコ」と名前を呼んでキス。そして「バイトがんばってね。終わったら迎えに行くから」。甘えたり寂しがったり男らしかったりと短時間でいろんな表情を見せる藤ヶ谷に、マイコ役の女性も心なしかうれしそう。持田も「うまいですね～上手ですね～！」と納得の第1位。さすがこのランキングの絶対王者です。

一方いつも以上のヤバさを発揮したのが舞祭組4人。4位の横尾渉は「フー！」と爆音で息を吐きながら教室に入り、遅刻したくせに「良かった間に合った」と謎の発言。「今日終わったらどっか行かない？」と彼女を誘う横尾の表情には一般女性が「キモ…」と拒否反応。しかしこれまで散々「キモイ」と言われてきた横尾はこれぐらいじゃ動じず、「うぇーい！　ジャニーズ！」と自らツッコむ始末。そして横尾は「マイコ、髪崩れてる」と彼女の髪に触れると、10秒以上の長～いキス。これには一般女性も「発想がバカ」「長げぇ～よ、バーカ！」と横尾をバカ呼ばわり。

また5位の千賀健永はナヨナヨとオネエっぽく登場し、授業中にも関わらず「マイコ、オレね、マイコとこうやって授業受けるの結構好きなんだ」と猫背で語り出し授業を妨害。机の下で手をつなぐとムダに揺らし、いやらしい目つきで「マイコ、キスしよ」と誘います。「ダメだよ」と拒否する彼女に「いいこと思いついた」と言い出す千賀。一体なにを思いついたかというと、教科書に隠れてのキス！　一般女性からは「発想が幼稚すぎる」「どこがいい事だよ！」ともっともなツッコミが。

そして6位は二階堂高嗣。二階堂は遅刻してきた挙げ句に教科書を忘れ、彼女に見せてもらうことに。ところがいきなり「マイコ、キスして！」と小声でささやき、そこでキスできなかった二階堂はなぜか薄笑いを浮かべてペン回し。その後わざとペンを落として彼女に拾わせ、しゃがんだ彼女に再び「キスして！」と強引にキス。一般女性からは「超絶キモイ！」「やべーなこの人」とのコメントが寄せられます。

二階堂も相当“キモイ”ですが、それを上回るのが最下位の宮田俊哉。教科書を忘れた彼女が一緒に見せてほしいと頼むも「どうしよっかな……じゃあチューしていい？」「だからチューさせてくれたら見してあげるよ」と口を尖らせ、しまいには「じゃあ見せないよ」と脅迫。やっと彼女の頬にキスして「じゃあ見せましょう」と言ったくせに、今度は教科書を手で隠して「見えない？　見えない？」とふざけ始めます。この時点でウンザリですが、さらに宮田は「この授業つまんないしさ、どっか行かない？」と彼女と教室を抜け出すことに。ここで宮田はわざと机に教科書を置き忘れ、それを取りに行った後「あともう1個忘れたわ」と、教室内で堂々と立ったままキス。「バレないように」との趣旨に反する展開にメンバーも「うわぁ！」と驚愕の声を上げ、持田に至っては同情のまなざし。見事に全国の視聴者を震撼させました。

またゲストがランク付けする「Myフェチランキング」でも舞祭組が大活躍。お題は「久々に会う彼女を喜ばせる言葉」でしたが、最下位から横尾、二階堂、宮田、千賀と舞祭組メンバーが着実に下位にランクインし、上位は1位から北山、玉森、藤ヶ谷という結果に。北山の「ずっと会いたかった。早く今日にならないかなって思ってた」というセリフには「キュン！　キュンキュンキュン！　ってなります」と持田も大興奮でした。

キスマイ7人が“BUSAIKU”を卒業することを目標にスタートしたこの番組も、ローカルでのレギュラー放送開始から2年が経過。何度「キモイ」と言われても折れない舞祭組のハートの強さには驚かされるばかりですが、彼らが“BUSAIKU”から脱出する歴史的瞬間が本当にやって来るのかは謎です。