NEWS手越祐也が「Myojo」2015年9月号(集英社)のロングインタビュー「STAND BY ME~いつもそばにいてくれたね~。」で、今年の1月に父親が亡くなっていたことを告白しています。
手越は6月14日に行われた『NEWS LIVE TOUR 2015 White』東京ドーム公演で、「ツアーに入る前、自分の人生でベスト3に入るぐらい、個人的につらいことがあって心が折れそうになった」と弱音を吐露。多くのファンが「なにがあったの?」「ポジティブな手越が辛いと思ったってことは相当なことだと思う」と困惑し、Twitterでは「手越の父親が亡くなっていたことが原因ではないか」という真偽不明のウワサが広まるなど、騒ぎになっていました。
そんな中、「Myojo」の10000字インタビューに登場した手越は、家族のことを聞かれた際、「お父さんは?」との問いに「……亡くなったんですよね。ちょうど、『KAGUYA』がリリースされる日に」と、悲しい事実を明かしています。シングル「KAGUYA」の発売日といえば、今年の1月7日ですから、新年早々に不幸が訪れてしまったようです。続けて、
「倒れた翌日に亡くなったんで、ホント突然で……。だから、最期にも会えてないんですよね。“(東京)ドームのチケット、取って”って話したのが最後で。ツアーの最終日に来るはずだったんですけどね」
と、辛い日々を振り返る手越。「NEWSのファンだった」という父のため、喪主を務めた葬式ではシングルメドレーを作ってNEWSの曲を流していたとか。そこで2010年リリースの「さくらガール」がかかると、祖母から、手越の父は「この曲が好きで、いつも歌ってたよ」と、初めて聞かされたそうです。さらに手越は、「親父、ドームのライブに来るはずだったからさ、あの日の『さくらガール』は、俺はずっと天に向かって歌って。あのときだけは、ファンのみんなじゃなくて、天国に向けて歌わせてもらったんだよね。歌い終わって天を指して言ったんだ。“親父、届いた?”って」と語っています。
自分が悲しみに暮れることは父も「望んでない」と受け止めており、葬式でも涙を見せずに全部終わって一人になったときに大泣きしてしまったとのこと。これらの話を聞いたインタビュアーから「なんで、そんな強いの?」と問われた手越は、「なんすかねえ。どんなにプライベートでつらいことがあっても、ファンや視聴者には関係ないですからね。それは見せるべきものではないですよね。テレビカメラの前に立つ人間として。最初に言ったけど、俺は俺を見て笑顔になってほしいからさ」と、プロ意識の高さをのぞかせています。
そんな辛い時期はコンサートでファンに会えることを励みに頑張ってきたと述べた上で、「こんなにポジティブになったのって、悲しいこと、つらいこと、全部があったからだと思うんだよね。なんもなかったら、こんな強くなってないよ」と、手越らしく力強い言葉でまとめていました。自分が経験したすべてのことを前向きに捉え、生きる上での“糧”にしているのでしょう。
そのほかにも、父親には小さいときから「好きなことをやれ」と言われて育ったと語るなど、父の性格や教えによって今の手越があることがうかがえるインタビューになっています。大切な存在だった父を亡くした後も辛いところを見せず、ファンの笑顔を守った手越。天国で息子の活躍を見守ってくれている父のためにも、より一層の飛躍に期待したいですね。
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にゃん太 より 2015年7月28日 10:54 PM
私も9年前に突然死で主人を亡くしました。身内を失った底知れぬ哀しみは痛いほど解ります。周りは何も変わらず時が流れて行くのです…そんな辛い気持ちを抱えたままのツアーで素敵な笑顔をありがとう。貴方のプロ根性には本当に頭が下がります。素晴らしい男性だ!お父様のご冥福をお祈りいたします。
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