日本の法制度に、小山慶一郎&加藤シゲアキが物申す! 2人の本音も飛び出した『NEWSな2人』

2017.10.30

この放送がなにかのきっかけになりますように……!



 NEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキがレギュラー出演しているバラエティ番組『NEWSな2人』(TBS系)が、10月27日深夜に放送された。前回に引き続き、性的少数者であるLGBTカップル5組がゲスト登場。小山と加藤が彼らの“訴え”を聞きながら、取り巻く環境や法制度に憤りを露わにする場面があった。



 今回は、LGBTカップルが子どもを持つにあたり、日本の法制度が整っていないことについて語られた。ゲストのレズビアンカップルからは、「LGBTカップルが子どもをもつ基準が厳しすぎる!」との意見が。日本では同性婚が認められていないため、レズビアンカップルが子どもを持つ場合、“精子バンク”が使えないのだそう。それを聞いて加藤は、彼女たちに「人工授精する場合、どちらが産むんですか?」と突っ込んだ質問を投げかける。2人は「できれば1人ずつ欲しいです」と答え、加藤は「納得」と言ったふうに頷いていた。さらに番組内では、今年2月に日本で初めて里親認定を受けた男性カップルの例を報告。里親になるには厳しい審査に通らなければならないそうだが、加藤は「申請さえすれば許可がもらえる可能性がある。逆に言えば今まで『どうせ無理だろう』とあきらめていた人が多かった、ということですよね」と前向きに語り、子どもを持つ希望をLGBTカップルに与えていた。

 さらにスタジオには、結婚するために戸籍を男性に変えたという、元女性が出演していた。彼は妻と結婚したいために子宮と卵巣を取り男性になったが、手術にあたり自分の遺伝子を残す方法が閉ざされてしまうため、「かなり悩んだ」と説明。加藤がこれを聞き「同性でも結婚ができたら、手術しなかった可能性がある?」と質問すると、男性は「ありますね」とはっきり回答。この言葉に加藤は「うわ~そういうのはちょっと……」と、その男性の気持ちに寄り添う姿勢を見せ、現在の日本の法制度に対し、静かに怒りを露わにした。

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