顔面は舞祭組なのに、イケメン組に入る処世術を教えてあげて！

＜アイドル誌チェック!!＞

「FINEBOYS」（日之出出版）3月号は、Kis-My-Ft2の北山宏光が初登場。ファッションページでは「色柄マイスター！」と題し、色と柄をミックスしたカジュアルスタイルのモデルにチャレンジしています。チェックシャツ×チェックカットソー×チェックマフラーという組み合わせや、迷彩柄ベスト、オレンジの丸首スウェット、大胆な柄のパーカーなど、着る人によっては大失敗しそうな難しいコーディネートを、北山は持ち前の中性的な顔立ちとスタイルでサラッと軽やかに着こなしています。

やけにハマっているのはなぜかと思えば、インタビューで「柄ものは普段からよく着ていますね」「色は結構何でも着ます」と語っており、ふだんから色柄を着こなしているからこその“こなれ感”がグラビアにうまく表現できていたようです。そんなオシャレな北山ですが、服はTPOに合わせることが基本とのこと。

「仕事で一日中衣装を着ないといけないときや移動が多いときは、着脱しやすくて疲れないからジャージみたいなものを着ています。おしゃれなお店に買い物にいくときとかは、そのとき気に入ってるものを着て気分を上げたりしますね。でも、どんなときも着膨れしないことが大前提。モコモコしたものだとアンバランスになっちゃうんです。常に全身のバランスが良く見えるように気を使っていますよ」

そんな北山は、東京・大阪で1月10日～2月2日までミュージカル『愛の唄を歌おう』に出演。脚本は鈴木おさむ、演出は宮本亜門、音楽は槇原敬之という豪華な製作陣による作品です。「FINEBOYS」の主な読者層である大学生に向けて、「自分というものが定まっていない時期こそ、舞台を観たりして刺激を受けるといいと思うんですよね。とにかく動いてみる、見たことがないものは見てみる。何が人生を変えるきっかけになるかわからないと思うので」とアドバイスしていました。Kis-My-Ft2はデビューしてまだ3年ですが、北山がジャニーズ事務所に入ってからはもう12年ほど経ちます。Jr.時代にさまざまな経験をして実積を作ってきた彼ならではの重みのある言葉です。

今月号のKinKi Kids堂本剛の連載「気ままなオフ・スタイル　宇宙人に逢いたい」は、室内用の塗料専門店を訪ねています。家具などインテリアには凝っている剛ですが、壁を塗り替えるまでは考えたことがなかったそう。今回、お店を訪ねたことで初めて関心を持ったようです。

「今は白壁に自分の作品をいっぱい飾ってあるんですけど、ペイントでその壁自体をアートにするのも、おもしろそう。（中略）いつか子供ができたら、子供にも好きなように描かせてみたい。それがまた愛おしくなるんでしょうね」

とコメント。ただ壁を塗るだけでなく、大切な人とともにペイントするということに興味を感じたようで、

「今、一番一緒に作業したい相手といえば、家族かな。昔から考えてはいたけれど、この年になると、家族とこのままずっと一緒にいられるわけじゃないっていうことが、だんだんリアルに感じられてきて……。だから今のうちに、なるべく多くの物事を共有しておきたいと思っているんです。とくに母親には、感謝の気持ちも含めて、僕が今やっていることを、可能な限り見せたい。仕事をしている姿とか、曲を作る過程とか。その延長として、一緒に壁を塗るのも、貴重な時間になりそうですよね」

とも語っていました。この連載を含めさまざまなところで母親への感謝の気持ちを語っている剛。「なるべく多くの物事を共有しておきたい」「僕がやっていることを見せたい」という思いに胸を打たれます。「母親に○○○を見せたい」の代表格といえば、「孫の顔」ですが、もしかしたら、母とともに壁を塗り、そして孫（剛の子供）とともに塗り……なんてことを考えているのでは？