マリウスがまだ天使だったころ（いまは若き日の尾崎紀世彦）

＜アイドル誌チェック!!＞

ジメジメしたいや～な季節を吹き飛ばすような青空をバッグに、Sexy Zoneの佐藤勝利・中島健人・菊池風磨がさわやかな笑顔を見せている「POTATO」7月号（学研パブリッシング）の表紙。Sexy Zoneが表紙を飾るのは3カ月ぶりですが、この3人だけでの表紙撮影は初めてのこと。

巻頭ではそれぞれが「僕は〇〇くんのこんな秘密を知っている」とメンバーの秘密を暴露する企画でしたが、秘密というより今ハマっている物・コトを紹介した内容となっていました。菊池は名前のごとく、目立たぬところで自分に“磨き”をかけているようで、長年変えなかった少々うっとおしい前髪を7月から始まる出演ドラマ『GTO』（フジテレビ系）に備えて切り、ダイエットにも挑戦。中島は時間を見つけては読書ざん昧、「本を読んでから、バラエティ番組などの収録に入ると、素の自分の世界を表現できる」からだそうです。佐藤はA.B.C-Z戸塚祥太オススメの洋楽鑑賞に凝っており、そんな佐藤に対して「洋楽を勝利が聴くとは……」とその成長に少し寂しさを漏らしていたのは菊池。いずれもほかのアイドル誌などで見かけるネタで、唯一新ネタだったのは、佐藤がバラした、中島がケータイのカバーを好きなアメコミキャラクターに替えていたというエピソードぐらいでした。

「私服DIARY」で私服を公開しているのは、A.B.C-Z河合郁人。今回は、白の長袖Tシャツの上に、黒の半袖シャツを合わせ、黒の短パンとモノトーンで統一。シャツには白の大きめドット、短パンには細かいドットが入っています。どちらもお兄さんが務めるお店で購入したそうです。一時期「私服がダサい」といううわさが流れ、テレビ番組で披露した私服が「パジャマみたい」と話題を呼んだ河合ですが、私服が“問題視”されているのは河合だけではありません。

嵐・大野智はファッションには無頓着なことで有名で、いい年齢になるまでお母さんやお姉さんがコーディネートしてくれた物をそのまま着ていたそう。最近は趣味の“釣り”にいつでも行けるよう、さらにカジュアル化されています。

“私服がダサイ”で最も有名なのは、やはりSMAP・中居正広でしょう。ダサさがネタになり、私服の写真集『私服だらけの中居正広増刊号～輝いて～』（扶桑社）はPart4まで発売されています。中居を尊敬しているジャニーズタレントは多いですが、ファッションを真似する人は皆無といえそう。

ファッションセンスはいいのでが、時々行き過ぎてしまうのがKAT-TUN亀梨和也。ベストジーニスト受賞経験もあり、ジーパンを着こなすのは得意。10代後半から基本的には黒系でまとめることが多く、さりげないアクセサリーやＴシャツの柄でアクセントをつける傾向がありますが、時々やりすぎてしまい「えっ？　衣装？」と思うことも。

ファッションといえば、今号のグラビアで一段と目をひくのは、ジャニーズWESTの衣装です。“関西人＝派手”を意識し過ぎているのか、青りんご柄や花柄のセットアップ、ピンクのシャツに千鳥格子スーツ、水色スーツや緑色スーツとどこまでやるの？　といった感じ。この衣装を「地元で着たら浮くかと思うけど、あれは気に入った！　欲しい！」と語ったのは神山智洋。これにはメンバー一同びっくりしたようで、その後、誰も突っ込まなかったそうです……。

Sexy Zoneマリウス葉の「レッスン着が奇抜」と暴露したのは、Jr.の松村北斗。「成長したのに幼いころの物を着ているのか、ハーフパンツがピチピチ」と肉体的に成長著しいマリウスを心配していましたが、マリウスいわく、「小さい感じのものが好きで、わざとピチピチを着ている」そう。決して幼い頃に使っていたものではないそうですが、あまりにピチピチだと目のやり場に困ってしまう事態になるかも？　新ユニットSexy Boyzの3人での対談ではマリウスのピチピチ衣装には触れず、お互いの印象や今後のビジョンを語ってくれました。「Sexy 松には負けたくない！」と話すマリウスに、岩橋玄樹は「負けてないよ」、神宮寺勇太「うん、まず身長が……」と余裕綽々。インターナショナル、見た目の大人っぽさなど、勝っている部分を挙げ、「夏のEXシアター公演ではアダルトなステージをやってみたい」と宣言していました。

ファッションといえば、7月4日スタートのドラマ『家族狩り』（TBS系）では、Kis-My-Ft2の北山宏光が今までの印象とは違ったニッカポッカ姿を披露しています。これまで『ビギナーズ！』（同）では警察学校の制服、『幽かな彼女』（フジテレビ系）では固くなり過ぎないジャケットを着た教師、『裁判長っ！おなか空きました!』（日本テレビ系）ではお堅い背広姿と、比較的“しっかり者”というイメージが強く、お茶らけキャラは初めて。このドラマでアクの強い電気設備工・鈴木渓徳役に挑戦している北山は「“ジャニーズ”なのにそこまでやるの!?って言われるくらいはじけたい」と意気込み十分。「シリアスな物語の中で、教師である浚介（伊藤淳史）と距離感を大事にしながら、見ている人にとって渓徳がホッとできる存在になればいい」と思って演じているそうです。演技もさることながら、北山の見慣れない衣装にも注目ですね。