“静止画の帝王”は公認ニックネームです！

9月26日放送の『ダウンタウンDX』（日本テレビ系）にA.B.C-Z塚田僚一と河合郁人がゲスト出演しました。この日の番組は「芸能界のウラ 根こそぎ大発表祭」と題したスペシャル版。A.B.C-Zが紹介される段では、2人のすぐ後ろに座っていたクリス松村が「大好きなの」「特別ですよ」「ジャニーズ事務所の中でも身体能力が違う」と彼らを大絶賛。空中ブランコや塚田の連続バック転など、A.B.C-Zのライブ映像にはほかの出演者たちも目を見張ります。

さて、ここで「実際に見てもらいたい！」と張り切っちゃったのが塚田。スタジオの端から端までをバック転で移動し、ゲスト陣を驚かせます。しかしMCのダウンタウン浜田雅功は、「勝手にやったからカットする」などと塚田を脅迫。が、そんなこと言われても気にしないのが塚田。なぜか再び中央に歩み出て、バック転をしてポーズ！　浜田は「なんなの、そのグイグイくる感じ!!」と、塚田の自己紹介だけですでにおなかいっぱいの様子でした。

「スターの私服」のコーナーでは、河合が10位にランクイン。テーマは「平成のチャップリン」で、トータル1万5,000円のコーディネート。浜田が思わず「何じゃコレ」と口にしてしまったその服は、ブルーの地にダークグレーのドット柄のつなぎ。河合によると「パジャマをリメイクしたもの」だそうで、古着屋にて5,000円で購入したとか。また頭にちょこんと乗せた帽子は、古着屋で1,000円。唯一新品だったのがバーゲンで買ったという黒いローファー、8,000円。アクセサリー類には触れていませんでしたが、河合は「安くておしゃれするのが好き」だと語ります。ここでもひとり興奮気味だったのがクリスで、「これはなかなか着こなせない。鍛えたカラダが下にあるからよね！」とうっとりしていました。

また塚田が8位にランクイン。テーマは「イタリア風コーディネート」で、総額3万8,900円です。塚田が「メイドインイタリーなんです」と力説していた牛革の靴はもらい物。セレクトショップで買った白シャツとベストがそれぞれ１万2,000円だそうで、自称「シャツをインしているところがイタリアっぽさを出している！」とのことでしたが、この説明には誰も納得せず。また塚田は「イタリア風コーディネート」でもテレビ局の廊下をバック転していました。

その後「芸能界！まさかの衝撃体験ランキング」では、河合が3位にランクイン。「衝撃のひと言！突然ジャニーさんに！」というタイトルで、あるエピソードを明かします。なんと河合、ジャニー喜多川社長から面と向かって「YOUは、顔の下半身がブサイクなんだ」と言われたことがあるそう。関西ジャニーズJr.のコンサートの後、Kis-My-Ft2の北山宏光と共にゲストMCとして出演した河合は、MCがウケたことに満足し、テンションが上がった状態で楽屋へ。ちょうどジャニー社長と事務所の人が4人ぐらいで会議をしていたそうで、「YOUちょっと来て」と呼ばれた河合。そして放たれたのが「YOU、顔の下半身がブサイクなんだよ」という衝撃のひと言だったのです。

浜田から「言うた言葉もそうやけど、その言い方ホンマか!?」と責め口調で聞かれた河合は「ホントなんですよ！　ホントにこんななんです！」と主張。しかしあらためて「YOUね」とジャニー社長の真似をしてみたところ、口内に唾液が溜まっていたのか、やたらくぐもった声になってしまいます。このナゾの声色にスタジオは大盛り上がり。ダウンタウンの2人から「お前、さっきよりちょっとおかしくなってるやん！」「なにか食べてるみたいになってる」と評された河合は、再度トライ。が、慌てていたのか、今度は「YOUね、下半身ブサイクなんだよ」と、肝心の「顔」を抜かしてしまったことで一気に下ネタに！　間違いに気付いた河合は自分でも手を叩いて爆笑していました。

その後「僕、静止画だとイケてるんです」「静止画だと木村拓哉さん寄り」と宣って呆れられた河合。が、「動画だとフットボールアワーの後藤（輝基）さんに似てるって（言われる）」と自ら明かすと、これについては多くの人が同意していました。冒頭では「普段は5人で活動してるんですけど、その中でもベシャリ（しゃべり）担当の2人が……」と業界用語を使って自己紹介するも噛みかけたり、ライブ映像が流れた後には「塚田の21回の連続バック転は、ジャニーズの歴史でNo.1である！」と豆知識を披露するも、「今まで誰が1番？」と聞かれて「今まで誰だっけなぁ」と困り果てていた河合。顔の下半身同様、トークもどこかブサイクに終わったのでした。

実は『ダウンタウンDX』史上、ジャニーズタレントの登場は彼らが初めて。その記念すべき出演回であったわけですが、アクロバットで自己主張しすぎた塚田に、いつだってトークが未完成な河合。共演者や視聴者の方々に、イタい印象を与えていないと良いのですが……。