CDデビューをせずに俳優として地位を確立した、パイオニア的存在。その役作りはすさまじく、特に仕事が入っていないときは体を鍛えたり、感情のない役を演じたときは自宅で瞬きをしない練習をしたりと、とことんストイック。そんな演技への姿勢を買われてか、主演映画『土竜の唄』(14年)で、前張りをつけただけの全裸姿で車のボンネットに縛り付けられて、洗車マシーンに入るシーンもあり、俳優はリアルに体を張る仕事だとアイドルファンに教えてくれた。