強火渋谷担

 渋谷のことを語りだすとつい熱が入りすぎるところが、「強火」と呼ばれる所以。錦戸が15、6歳だったころ、「すばる君にたらこスパゲッティーを作ってもらった」という話は、向こう30年話し続ける自慢話である。ちなみに、渋谷は錦戸のことを「性格が合いすぎて逆に気まずい」と思っているようだが、そんな発言すら錦戸にとってガソリンでしかない。