関ジャニ∞の錦戸亮が、2014年公開予定の映画『抱きしめたい』に主演することがわかった。錦戸とダブル主演を務めるのは、初共演となる北川景子。今作は北海道・網走で実際にあった恋愛ストーリー。2006年から北海道放送が取材を続け、11年7月に放送されたドキュメンタリー番組『記憶障害の花嫁　最期のほほえみ』（TBS系）をもとに映画化される。

高校2年生のときに交通事故に遭い、左半身まひと記憶障害という後遺症を背負いながら生きるつかさ（北川）は、あるときタクシー運転手・雅巳（錦戸）と出会い、恋に落ちる。やがて二人は結ばれ、結婚。そして、つかさは妊娠・出産するが、2人を悲劇が襲う……。

監督を務めるのは塩田明彦氏。『黄泉がえり』『どろろ』などのヒット作を手がけただけに、期待が集まる。撮影は今月中旬から。気温がマイナス20度になることもある極寒の網走で約2週間、そのあとは関東で撮影が行われ、3月末にクランクアップの予定だという。

錦戸は「ふたりの純粋な愛のカタチが描かれていて、“雅巳”というキャラクターは、すごく頑固で自分の決めたことを貫き通す強い情熱をもった人物だと思いました。でも、実際の雅巳さんは情熱を内に秘めるタイプらしいので、自分自身、現場でどのように芝居で表現しようかと、とても楽しみです」と、役づくりについて語っている。また、北川については「北川さんとは初共演ですが、同じ関西出身で頑張ります。ロケ地の寒さは想像できませんが、すてきなラブストーリーだと思ってもらえるように一生懸命頑張ります」と、決意を語った。

数年前に山下智久との交際がウワサされていた北川と、山下と同時期にNEWSを脱退し、プライベートでも長年親しい錦戸。今回が初共演だが、プライベートでは山下を通してすでに“共演”済みの可能性も。恋多き女として知られ、「共演者キラー」とも呼ばれる北川も、さすがに元カレの同僚・錦戸に手を出すなんてことにはならなそう？　とはいえ、ネット上ではこれまでの2人の浮名の多さからか、共演することに心配なファンの声も。無事に作品が完成し、“ファンの杞憂”で終わることを願いたい。