井ノ原快彦に「なかなかやるじゃん」という夕刊紙の声

2011.4.1

井ノ原快彦のニュースキャスターについて、「日刊スポーツ」(4月1日付)が芸能ニュースの紙面を3分の2ほど使って高い評価を与えています。

タイトルは、「井ノ原快彦 誰?から『やるじゃん』へ」。東日本大震災において、専門家の見解に厳しいツッコミをしていることを例に挙げています。

「たとえば、24日の同番組。金町浄水場から基準値を上回るヨウ素が検出され、東京都が乳児(0歳児)の水道水摂取を控えるよう呼びかけたことについて、スタジオの専門家に『幼児(5歳未満)や小学生は大丈夫なんですか?』と、まずは素朴な質問。専門家が『必ずしも1歳未満に限ったことじゃない』と答えると『じゃあ、子供は(摂取しては)ダメってことにして欲しいんですけどね』と不満顔をあらわにした。

また、母乳の安全性について専門家が『大丈夫』と答えると、『ただ、今まで検出されなかったものが検出されたのだから、普通の親だったら.1リットルも与えたくない。大丈夫と言われても……』と専門家に食って掛かる勢い。さらに、専門家が『半減期』を説明してヨウ素の“安全性”を説明すると『最初のヨウ素が消えたとしても、原発の問題が続けば、また新しいのが来るってことですよね』と鋭く指摘し、専門家から『その通りだと思います』とのコメントを引き出した。

隣の有働やスタジオにいたNHK解説員がさしたる質問もせず、東京都の呼びかけを繰り返すばかりだから、井ノ原の食い下がりが光るのだ。」

そういえば、どの局の報道を見ても横並び報道で、「ただちに健康被害はない」「ミネラルウォーターが手に入らなければ水道水で構わない」「被曝量はレントゲンの●分の1」といった曖昧な「安全」論に終始。キャスターたちは、それをそのまま繰り返し伝えるだけでした。

一人の国民、消費者の目線でしっかりモノをいってくれた井ノ原には快哉を叫びたい気持ちです。

井ノ原のそうした活躍の背景には、井ノ原自身が子供を持つ親という立場があるでしょう。経験した者やその立場にある者がつねに正しいというわけではありませんが、本来なら母親の素朴な疑問を代弁すべき有働由美子アナが何も言えなかったのは、彼女が独身であることもひとつの理由であると思われます。

もうひとつは、櫻井翔、国分太一、亀梨和也らに加えて、小山慶一郎、山口達也、さらには横山裕、村上信五らジャニーズタレントの報道・情報番組へのシフトが目立っていることから、自らのキャスターとしてのスキルを高めなければならないという気持ちも強くあるのではないでしょうか。

まず、キャスターとしての「ジャニーズタレント」の対外的な価値を高め、さらにその中でジャニーズタレント同士が切磋琢磨するという二重の向上心がそこには感じられます。

いずれにしても、「ジャニーズ」の看板に頼って漫然と仕事をこなしているのではない、井ノ原の活躍ぶりには今後も注目です。

『ジャニーズおっかけマップ2011』には、井ノ原快彦の堅実な仕事ぶりが報告されています。

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