ジャニーズ情報専門月刊誌『Jマニア』134号(鹿砦社)の巻頭グラビアは、7月28日に映画『エイトレンジャー』の公開を控えた関ジャニ∞。エイトレンジャーシールも付録として付いています。これまでの秘蔵フォトをお蔵出ししているほか、去る5月7日に、日本テレビ特設スタジオに訪れた村上信五の様子を掲載しています。
村上はスタジオまでの移動の間、笑みを絶やさず、観覧者たちに気さくに声をかけて歩いていたそう。途中、コアなファンを見つけたのか、一瞬驚きの表情を見せ、とたんに笑顔となり軽く会釈していたそうです。トップアイドルとなった今でも、ファンとの距離が近いことが村上の魅力ですね。
特集も『エイトレンジャー』公開に絡めており、「ジャニーズ・グループ映画の魅力に迫る!」となっています。SMAP・草なぎ剛、V6・岡田准一、嵐・二宮和也など、アイドルの枠組みを超えて本格俳優として活躍しているタレントが多いジャニーズですが、彼らもデビュー当初から大作の主役に抜擢されるわけではありませんでした。まだ顔や性格が一般に認知されていない時期には、メンバー全員によるグループ映画に出演していたのです。
そこで、2002年に公開された嵐主演作『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』を起点として、Coming Century『COSMIC RESCUE』、V6『ハードラックヒーロー』、嵐『ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY』、V6『ホールドアップダウン』、嵐『黄色い涙』、そして関ジャニ∞『エイトレンジャー』までを解説。ストーリーだけでなく、見どころや撮影秘話もよくわかる内容となっています。
また、ジャニーズ映画製作のウラ事情についても分析。上記の嵐&V6の作品は製作クレジットにジャニーズ事務所のグループ会社であるジェイ・ストームが入っています。記事によれば、もともと俳優路線を提唱したのは、SMAPの敏腕マネージャーの飯島三智氏。彼女がSMAPの俳優化を成功させたことを受けて、ジェイ・ストーム代表取締役の藤島ジュリー景子氏が一連の嵐やV6の映画製作に力を入れたといわれているそうです。
これだけ成功しているのだから、すでに各メンバーが俳優としてドラマで活躍しているKAT-TUNの映画があってもよさそうなものですが、「彼らは飯島がマネージメントをしているため、ジェイ・ストームによって彼らの映画が製作されることは今後もなさそうだ」とのこと。いろいろと事情が複雑なんですね。
振り返ってみれば80~90年代にはたのきんトリオ、シブがき隊、少年隊、男闘呼組、光GENJI、SMAPらの数多くの映画が作られていました。やはりジャニーズファンとしては、KAT-TUNやHey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、Sexy Zoneら、嵐以降のグループ映画も見てみたいものです。
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