＜アイドル誌チェック!!＞

「duet」（ホーム社）12月号の表紙はKis-My-Ft2です。7人とも白やグレーを基調とした、シックなコーディネートで決めているものの、決まりすぎててちょっと表情が怖い……。玉森裕太は眉間にシワが寄せつつ口が半開きになっていて、ヤンキーのような表情になっています。なぜこんな表情になっているのかというのは、東山アキコの連載「テンパってるJ」（今月号は東山の弟子・ヤマジ氏が担当）に描かれていますので、併読すると秘密がわかります。

さてそのKis-My-Ft2、今月号では「BESTコンビ21」を発表しています。これは、同誌10月号で募集がかけられた読者投票の結果。過去2度実施され今回が3回目とあって、順位が大きく変動したコンビ、安定した人気を誇るコンビとさまざま。上位のランキングは誌面で確認してほしいので、こちらでは独自に注目したランキングをご紹介します。
まずは、前回の11位から大きく順位をあげた、今回5位の藤ヶ谷太輔＆横尾渉。このペアはアイドル誌でもご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりとプライベートでも仲がいいことを語っています。それが功を奏したのか、大幅なランクアップ。一方、横尾＆宮田俊哉は前回13位から19位と順位を下げています。このコンビに関しては二階堂高嗣も「ぶっちゃけ、いっしょにいる姿が浮かばないコンビ（笑）」と、納得のよう。同じグループといえども、相性の善し悪しはやっぱりあるんですね。

まだまだメンバー間の関係を構築しているSexy Zoneは、デビュー1周年を記念したメンバー総当たり対談をしています。それぞれ2ショット写真に、現在の関係が反映されるから不思議なもの。例えばグループでも末っ子のマリウス葉と下から2番目の松島聡は顔を寄せ合ってピースし、ほぼ対等な様子。きりっとした表情でマリウスを抱き寄せている中島健人と、上目遣いのマリウスの写真には「とっても情熱的だったよ？」というマリウスの発言が載っていて、耽美な印象に。

背中合わせながらも自然なのが、中島と菊池風磨。対談の中でも、普段はそれほどしゃべるわけではないと漏らしています。それでも「ふたりが本当に融合しちゃったら、誰も勝てないかな、って思えるんだよ。風磨とだったらね」（中島）と、表立っては見えない2人の信頼の強さがうかがえます。

中島に対しては心からの信頼と尊敬を持っている菊池ですが、松島、佐藤勝利、マリウスにとってはまだまだ“怖いお兄さん”といった存在のようで、それぞれとの対談でも「風磨くんがホメてくれるなんてめずらしいなー、と思って」（松島）、「一度だけ風磨くんを怒らせたことがあったよね？」（佐藤）、「やっぱ風磨くんと仲よしじゃない～！（涙）」（マリウス）と、本音が出てきます。しかも、佐藤とマリウスに至っては、菊池に敬語を使っているようです。でもこれは逆に、伸びシロがあるということ。5周年、10周年とグループとして月日を積み重ねる内に、どのような関係性に変化していくのか、今から楽しみですね。

ジャニーズタレントに質問をぶつける「d-SEARCH」、今回のテーマは「ケンカしたことのある、ジャニーズの仲間は？」。Kis-My-Ft2の千賀健永は「タマ以外のメンバー全員」、二階堂は「メンバー全員…あ、タマとはない」というように、玉森はほんとうに穏やかでケンカにならない性格のようです。しかし注目すべきは、「一番怖かったのは宮田！」（千賀）、「キレた宮田が怖かったのは覚えてる！　アイツ、マジで怖いからっ!!」（二階堂）と名指された宮田。そんな宮田の答えは「いない」だそう。千賀と二階堂の件については、「ガチの“コラ！”を言ったことはあるけど（笑）」ということで、ケンカには入らないそう。「コラ！」だけで十分怖いなら、本気で怒ったときには……。

NEWSの加藤シゲアキと小山慶一郎は「小山だけ」「シゲだけ」と、Jr.時代に楽器を取り合ってケンカした1度だけを語っています。KAT-TUNは結成当時からしばらくはケンカが絶えなかったことで有名ですが、「メンバー全員」（亀梨和也）、「KAT-TUNのメンバー」（田中聖、上田竜也）と素直に認めています。そんな中、ひとりだけ「いないよー」と答えたのは田口淳之介。理由は「みんなが笑っていることがオレの幸せだから」と言っていますが、その田口の名前を挙げたのが、中丸雄一。「え、田口覚えてないって!?　ま、そういうヤツだよね（笑）」ということですが、そもそものケンカの理由がゲームでセコイ手を使ったから、というあたりがかわいらしいというか、幼いというか。

1人ビックリ回答をしているのが、Question？の石垣大祐。ケンカの相手は、なんと「社長」!!　舞台でのミスを気にして楽屋で落ち込んでいたという石垣。「社長が気をつかってくれて“寝なよ”って電気を消してくれたんだけど、オレ、誰かがイタズラで消したのかとカン違いして“誰だよ、消したの！”って怒鳴っちゃったの。そしたら、社長がさみしそうな顔して去ってった、っていう…。ごめんなさい」ということで、ジャニー社長の親心は一方通行で終わってしまったようです。石垣も悪意があってやったことではないのですが、その時のジャニーさんの心中を思うと、やっぱり悲しい思い出ですね。