＜アイドル誌チェック!!＞

「TVガイドPLUS VOL.9」（東京ニュース通信社）の表紙は嵐・相葉雅紀。1月15日から連続ドラマ『ラストホープ』（フジテレビ系）がスタートするため、インタビューではドラマにかける意気込みを熱く語っています。また、続くページでは、嵐が出演するバラエティ番組『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）と『ひみつの嵐ちゃん！』（TBS系）の2012年の内容一覧（『嵐にしやがれ』は11月30日放送分まで、『ひみつの嵐ちゃん！』は12月6日放送分まで）が網羅されています。これが実に細かい！　この表があれば、いつの放送でどんなことがあったか、すぐに思い出せることでしょう。

関ジャニ∞は「MUSIC MIND」と題して、メンバーが音楽愛を語っています。全員による座談会では、渋谷すばるがこんなコメントをしていました。

「曲の最中に風船とか降ってくると、みんなそれを取る方に夢中になるねんな。そうすると『ムカつくなぁ…。風船とかには負けたくない！』って思ったりするけど、そういう方が幅広いお客さんに楽しんでもらえるとは思う。昔は『俺はアイドルじゃない。音楽とは…』って変にこだわってたけど、僕らはアイドルで、それが最大の武器やから！　そう言えるようになったのは、強いと思う」

渋谷の言うように、コンサート中にステージそっちのけで風船や銀テープを取ることに夢中になり、あげく取り合いをしてケンカをしているファンがいますが、やはりタレントにしてみれば、それはガッカリする行為。コンサートは限られた貴重な時間ですので、タレントもファンも気持ちよく楽しめるムードを作りたいものですね。

また、渋谷が「アイドル」という立ち位置を肯定的に捉えているのは、ファンにとってもうれしいこと。ともすると、音楽シーンにおいてアイドルは一段下に見られがちですが、「アイドルが最大の武器」という言葉にプライドと頼もしさを感じます。関ジャニ∞の活動にも大きなプラスとなることでしょう。

次のページではそれぞれが他メンバーの音楽的な魅力を語っています。注目したいのは、歌が下手なキャラを自認している横山裕に対する評価。

渋谷「ヨコを見てると、音楽は上手い、下手じゃないなって思う。表現に繋がる経験すべての重みが違うし、勝てないですね」
丸山隆平「よく『歌が下手！』とか言われてますけど、実はファルセットがものすごくキレイなんですよ～」
安田章大「セクシーな甘い声をよく出す。本人が気づいてるか分からないし、いきなり言うたら気持ち悪いから言わへんけど（笑）」

と、本人にしてみれば意外なほど高評価を得ていました。逆に言えば、それぞれのメンバーも表面的なうまさ、へたさではなく、音楽の芯の部分をよくわかっているからこそ、こうして横山を評価できるということ。関ジャニ∞の音楽へのこだわりがよくわかるインタビューでした。

Hey!Say!JUMPは、「あったか鍋パーティー開催!!」と題して、鍋を囲んで2012年を振り返っています（という設定なのですが、なぜかお皿も鍋もカラ）。その中で、「2012年一番あったかくなったことは？」という質問があります。知念侑李は、「（高木）雄也とふたりでフランス旅行をしたとき、日本ではしないような内容の話をしたんだ。そのとき雄也の頼もしさと優しさを感じた」とコメント。2人どんな話をしたのでしょうか。気になりますね。

伊野尾慧は、「やっぱりファンレターを読んだときが一番心があったまったかなぁ。ファンの人柄がすごい見えてくるんですよ。いつもマネージャーさんから手渡されるんだけど、それを開ける瞬間は、ドキドキです」と回答。忙しくてもちゃんとファンレターを読んでくれているんですね。中島裕翔も、「被災地のファンの方からの手紙。今の様子を生の声で伝えてくれていて、『少しずつ活気がでてきました』という言葉に本当に良かったってホッとしつつ、まだまだできることをしたいって改めて思った」と答えていました。ファンのこと、被災地のことを忘れずに考えていてくれている彼らに、こちらの心もあったかくなります。2013年もあたたかいHey!Say!JUMPワールドを作ってほしいものです。