すばるぐらいのレベルになると、髪と背景が同化するのだ！

6月21日放送の『A-Studio』（TBS系）に関ジャニ∞の大倉忠義が出演しました。大倉がジャニーズ事務所のオーディションを受けた際「ジャニーさんおる？」と入ってきたのが、この番組の司会を務める笑福亭鶴瓶だったとか。今回鶴瓶は大倉行きつけのお好み焼き屋で、大倉が「めっちゃ仲良い」と話す安田章大と村上信五を極秘取材。大倉はこの2人と収録の前々日も飲んでおり、同番組へ出演することを話したところ「良かったな～！　勉強してき～！」と優しい言葉をかけてくれたそうです。

鶴瓶が以前から「ホンマ優しい」と絶賛している安田は、この取材中も鶴瓶にお好み焼きを取り分けるなど優しさ全開。日頃、大倉のしょうもない話にも絶対に乗ってくれるそうで、大倉に言わせると安田は「優しさのかたまり」。大倉はそんな安田に依存気味で、よく安田の車にサングラスや雑誌、カギなどを忘れていくのだとか。メンバーからの質問コーナーでは「何でそんなに忘れるの？」と安田から聞かれてしまった大倉。すると「ホンマに心の底から甘えちゃってるんでしょうね。なに忘れても届けてくれますし……」と胸の内を明かします。2人の仲の良さは相当なもので、「なぁ、オレたち、仲いいやん。オレは歯ブラシが1本しかなかったとしたら使い回しでいけんねんけど、大倉はどう？」と安田が尋ねたため、スタジオは大爆笑。大倉は「気持ち悪いわ！」「絶対嫌っすね。なるべく避けたい」などと答えながらもうれしそうでした。

また横山裕からの質問で「DVDを借りているんですが、いつ返したらいいかわかりません。返した方がいいですか？」と聞かれた大倉は「当たり前やん！」と一蹴。なんと横山は5年も前に貸したTOKIO長瀬智也主演ドラマのDVD BOXをいまだに返してくれないらしく、大倉はすでに「失くしてると思うんですよ！」とあきらめ気味。一方、渋谷すばるからの質問は「オレのことどう思ってる？」と重いもの。大倉は「歌に命かけてる」「不思議なパワーが宿ってる人」と真剣に答え、最後に「髪型変なんですけど」と加えてスタジオを沸かせました。

また村上からの質問は「最近一番怖いものはなんですか？」。怖がりの大倉の口からは「虫」「自然」「飛行機」などが出てきます。高所恐怖症でもあるため、以前『Can！ジャニ』（テレビ朝日系／2009年放送終了）で幻のきのこ・岩茸を探しに行った際には「バラエティのロケで死んだらどうしよう！」とロケを中止したことも。後々ロケ態度が悪いとのことで寺修行に行かされ、別番組で再び岩茸を採りに行くわけですが、ヘタレ姿を惜しみなく出すところも大倉の魅力のひとつですよね。

また錦戸亮からは「関ジャニ∞に1番最後に加入しましたが、その時どうでした？」と聞かれます。ジャニーズに「キラキラした衣装着て、歌って踊って」という夢を抱いていた大倉は、関ジャニ∞に加入した際は「ヤバイ、コント集団に入ってしまった！」「これでメシ食ってくのか……」と長い間決心がつかなかったそう。この質問に加え錦戸からは「僕のうちに来てください」との要望も。大倉は最近遊びに行っていないそうですが、以前は「亮ちゃんが出てるドラマを亮ちゃんの家で見て、彼が仕事行ってる間に全部見終わって、すっごい感動して泣きまくって帰ってきた頃にはティッシュなくなってた」と、カップルのような過ごし方をしたことも。

大倉は丸山隆平の言動がツボでいつも腹を抱えて笑っているらしく、丸山について「ホリケンさんみたいな感じ。まったく同じ匂いがしますね」とネプチューン・堀内健に似た魅力を語ります。例えば丸山は楽屋でひたすら「シャケ！」「セミ！」と叫んでみたり、携帯にシャケのストラップを10個くらい付けてみたりと、付き合いの長い大倉でさえも「もう意味わかんないですよ！」と理解不能なことばかり。さすがの鶴瓶も「アブナイで！」と丸山の不可解な言動に警鐘を鳴らしていました。

そんな丸山からの質問が、「今後の関ジャニ∞の展望は？」という真面目なもの。大倉はこれについて「底辺の時代があったので、いつそこに戻るかわからないっていう恐怖はずっとある」と語り始め、だからこそ「ライブだったり、来てくださる方を飽きさせないというのが、1番常に考えていること」と決意を新たにしました。

また韓国ドラマ好きな大倉は、その魅力を「すっごいストーリーがベタなんですよ。恋愛だったら、『ここでこう言うやろう』『ここで抱きつくやろう』って時に絶対抱きついてくれたりするじゃないですか。『ウォウ！』ってなるんですよ（笑）」と熱弁。特におすすめしていたのがクォン・サンウ主演の映画『悲しみよりもっと悲しい物語』（10年）。「めっちゃ悲しい」というその物語に大倉は号泣し、心の汗を流しているようです。しかしながら大倉は、上映中の主演映画『100回泣くこと』で恋人役を演じた桐谷美玲と初めて対面した際も、共通の控え室で韓ドラを寝っ転がりながら見ていたのだとか。しまいには寝てしまったそうですが、大倉が起きた時には桐谷も口を開けて寝ていたらしく、2人の相性の良さがうかがえます。

エンディングでは、ドラマ『必殺仕事人2009』（テレビ朝日系）の撮影時、近所の喫茶店に1人足を運び、いつの間にかマスターと仲良くなっていたというエピソードも明かされた大倉。そのマスターは、大倉が死ぬ場面で1番悲しんだそうです。メンバーの前では蕎麦を食べながら寝てしまったり、焼肉屋へ行けばトングを持ったまま寝てしまったり、はたまた大先輩・TOKIO松岡昌宏の前では真面目な話の最中に寝てしまったりとかなり自由な彼ですが、でもみんな「大倉だから」許してしまう。鶴瓶が「愛されるっていうのは本当に宝」「関ジャニ∞の怪物」と話すように、これからも飾らない人柄で多くのファンを魅了してほしいですね。