今月から『きらきらアフロTM』（テレビ東京系）で、育児休暇中の松嶋尚美のピンチヒッターを務めている関ジャニ∞横山裕。打ち合わせなし、台本なしのこの番組。横山はこれまでの放送でも、メンバーとのマル秘エピソードや好みのタイプを明かし、「オレが売れてないのはタッキーが売れてるからや！」など言いたい放題。7月24日深夜の放送でも、歯に衣着せぬ物言いで視聴者を大いに楽しませました。

横山によれば、メンバーの村上信五は写真集などを撮る際「自分で『じゃあ僕、裸でシャワー撮りましょうか？』みたいなことを言いがち」だとか。そこで先日、行きつけの店で村上に遭遇したMCの笑福亭鶴瓶が真相を確かめると「それは違う」という答え。「みんながそっちをしないから、オレはあえてそっちをすんねん！」と言ったらしいのですが、横山は「いやいやいや」とこれに納得がいかない様子。「『みんながやらんかったらオレやるわ』ってなんでお前が言うねん！」と憤慨。たしかに2枚目キャラの錦戸亮が脱いだ方が、喜ぶ人は多いかも……？

また現在セブンイレブンのCMに出演している関ジャニ∞。店内ではグッズが販売されているものの、メンバーのうちわの売れ行きには歴然とした差があるそう。村上は友だちから「お前、全然売れてない」と指摘されたそうで、「1番売れ行き悪いねんて、アイツ」と鶴瓶も笑います。しかし横山はこれを承知で「如実に出ますから。残ってたら“売れてへん”ってことですからね」「大倉（忠義）・錦戸は、早めにおらんようになってますから」とあくまでも冷静。それどころか「逆に、売れてたら宣伝にならないじゃないですか」とプラス思考で、「顔を売ってると思え！　プラスに取るんや！」と村上に声援を送っていました。

その後、鶴瓶が収録前日にAKB48のドームコンサートに行ったという話から、ドームコンサートはどんな感じなのかと横山に質問。横山は「むっちゃ気持ちいいっすね」「僕が一番輝いてる時ちゃいます？」と答えます。しかし「でもねぇ、僕らのねぇ、セットがちゃちいんですよ」と嘆く横山。今でこそ豪華なセットですが、2年ほど前までは大したセットがなく、上の人から「お前らは走れ！」「走ってがむしゃらな感じでファンを掴め！」と言われていたのだとか。

一方、KinKi Kidsのコンサートで動くステージを見た横山は大感動。「セットが動いてくれるから、KinKi Kidsさんはこうやってるだけなんですよ！」と手を振ってみせます。関ジャニ∞の不遇の時代はよく知られるところですが、名前が知られるようになってからは超過密スケジュール。ピーク時には1時間半のライブを1日6回、また3時間の舞台を1日3回、それも1カ月間公演したそうで、その時は「僕らも悲鳴上げましたけど音響の機械が悲鳴上げて」、舞台後半にはついに音が出なくなり振替公演をすることに。この時、メンバーそれぞれが謝罪の言葉を述べ、即席で握手会を開いたことはファンの間では有名な話です。

そしてこの後、ライブでのハプニングのこぼれ話が展開されます。横山によると、あるライブで丸山隆平が赤の衣装を着るべきところ、青の衣装を着てステージに出てしまったことが。「だから僕は臨機応変で、赤のシャツをパッと脱いで、白にしたんですよ。大したもんでしょ！」と声を張る横山。1人では浮いてしまうけれど、2人違う衣装の人がいればごまかせるのではと考えたそうですが、横山は「機転利いてるでしょ!?」ととにかく自画自賛。しかし残念なことにそのアレンジは当の本人になかなか伝わらず、横山は後半、丸山の方を向き「オレ脱いでんねんぞ！」とアピールしたとか。今年のライブについては「まだ決まってない」と言っていましたが、こういう話を聞くと開催に期待が高まりますね。

先日は渋谷すばる、KAT-TUN田口淳之介、そして落語家の月亭八光と共に旅行をしたという横山。行き先は明かしませんでしたが、横山は最近海外へ行く時に書く出入国カードに疑問があるそう。「僕が許せないのは、『あなたは麻薬を持ってますか？』。もし持ってたとしても『ハイ』って書きません！　あれ絶対いらないでしょ！」と独特な視点で笑いを取ります。また収録日の7月22日は「土用丑の日」。ウシの日なのにウナギを食べるということに納得がいかない横山は「誰か、ちゃんとした人（知ってる人）おらへん？」と客席に投げかけるなど、観客いじりもお手のもの。加えて鶴瓶との絶妙な掛け合いでスタジオを沸かせていました。

番組冒頭では、横山の登場により視聴率が2％も上がったことが明かされます。しかしあくまでも代打の横山。松嶋は第1子出産の際、産後約4カ月で復帰したので、横山の代打MCもあと3カ月ほどというところでしょうか。横山らしさ全開の暴走トークが期間限定となれば、ますます目が離せませんね。