演じてる高田くんが一番困惑してるよね……

＜アイドル誌チェック!!＞

｢duet｣2013年12月号（ホーム社）の表紙はKis-My-Ft2。普段は北山宏光・藤ヶ谷太輔・玉森裕太の3人と、宮田俊哉・二階堂高嗣・千賀健永・横尾渉の4人で、衣装の色が異なったり、フロント3人が引き立つような組み合わせだったりと格差が目立つコーディネートが多いのですが、今月号は7人全員が黒をベースとしたシックな装いで、表紙全体に統一感が漂います。宮田・二階堂・千賀・横尾の4人は、12月に「舞祭組（ぶさいく）」としてCDデビューが控えていますので、この機運に乗ってファンを獲得し、格差を是正してほしいですね！

そのKis-My-Ft2、中のページでは「立ち入り禁止」をテーマにインタビューに答えています。千賀の立ち入り禁止区域はライブ後のシャワー。「メンバーがふざけていっしょのシャワー室に入ってくるのがヤダ！　オレが『イヤだ』って思ってることを知ってて、わざと入ってくるからさ（笑）」と、ファンが想像するだけでドキドキするような禁断のテリトリーについて語っています。しかし、今号ではA.B.C-Zの河合郁人が思わぬ告白をしています。

「エビキスで滝翼ツアーについたとき、部屋をシャッフルしてたんだけどさ。キスマイがメンバー同士いっしょに風呂入るのにはビックリしたね。オレたちじゃ、絶対ありえないもん！」

つまり、Jr.時代はメンバーと一緒に入浴していた千賀が、ひとりでシャワーを浴びるようになり、それに寂しさを感じるようになったメンバーがイタズラを仕掛けるようになったということなのでは？　千賀の精神・肉体にどんな変化があって、メンバーと一緒の入浴・シャワーが嫌になったのかが気になりますが、こういったエピソードを見るにつけても仲の良さが伝わります。

キスマイの仲の良さといえば、「熱烈に玉森を愛する宮田」と「それを邪険に扱う玉森」というのもファンにはおなじみの2人。今号では玉森が、「立ち入り禁止」から派生した「仲間にだけ許せること」という項目で、次のように語っています。

「 “イジリ”とかかな。メンバー同士だったらふざけてイジったりするのは全然いいんだけど、ほかの人がオレらと同じことをしたらちょっと『あれ？』と思う。宮田で例えると、アイツはイジられキャラだし、オレらがイジるのと同じ感覚で後輩にイジられても、宮田自身はイヤな気はしないと思うんだ。でもオレらはイヤだ（笑）」

普段のアイドル誌の撮影では、ふざけて宮田にケリを入れたり、王子様のようにわがままを言ったりする玉森のツンデレぶり！　これは宮田本人はさることながら、2人を見守っているファンも思わず身悶えしてしまうような、愛情あふれる発言ですね。

さて、今ネットを中心に話題を集めているドラマといえば、『天国の恋』（東海テレビ）。女の情念や、性愛によってゆがんでいく人間関係を描く名手・中島丈博が脚本を手掛けたとあって、“昼ドラ”の枠を超えてコアなファンを増やしています。そして今作に彩りを添えているのが、内博貴と高田翔というジャニーズアイドル。2人は今回、中島作品特有のセリフやベッドシーンにも果敢に挑戦しています。そんな中、視聴者の視線をくぎ付けにしたのは、高田が演じる青年・志田の半裸シーンでお目見えした、取って付けたような不自然極まりない胸毛。ウケ狙いとしか思えない演出ですが、困惑したのは出演者の内も同じようで……。

「上半身裸になるとこで、アイツ…胸毛がわっさ～ってあって、『なにそれ？』って驚いたら、『毛深い役なんですよ』と説明された（笑）。志田のセリフで『毛深いの嫌いですか？』ってあったのも、台本読んで『マジで!?』ってびっくりしたし。そう、台本がむっちゃおもしろい♪」

と、困惑しつつも、あの胸毛の存在を受け入れたようです。今後、内のベッドシーンが増え、内と高田と床嶋佳子演じる主人公の三角関係が本格化することが予想されるこのドラマ。ジャニーズのキラキラした夢の世界ではなく、ドロドロした大人の世界へファンを誘う内と高田。「昼ドラだから……」とノーマークでいると、2人の新たな一面を見逃してしまいますよ！